まだだめ?だめ? まだこれ?どれ?
螺旋の指すインフェルノ
『まだいけない』『まだゆけない』
楽園出られないの
無垢すぎると あたしたちは
無垢のままで歪んで
胸の上の二重螺旋
ねじれて目が回る
神様なら 鳩 蛇さえも
方舟(はこぶね)に乗せて行った
残されたの あたしたちなら
きっと生きてゆけると
波間に弾けたは まだ水にもならない
やわらかな あの命の揺りかご
泡沫(うたかた)の夢はじけて 空では
まだ まだ と言うだけ
まだだめ?だめ? まだここ?どこ?
近づいてるインフェルノ
『まだいけない』『まだゆけない』
楽園狭まってく
空からなら この胸さえも
すべて見通せるというの
神様すら 水平の果て
眼差しは遠いのに
とりかえて ならべてみたけど
たしかめて またくりかえして
ねじれては くしゃりとまるめて
「もういい?」 目が回るよ
「もういいよ」声が聞こえたから見上げた
光舞い 伸びる螺旋階段
駆けだした この空まで登ろう
あなた あなたが呼んでる
神様 地獄なら空の上にあるから
楽園がこの波間に消えても
無垢のまま きっと辿り着くから
あなた あなたが選んだ
●揺りかごのインフェルノ
SOGA様の歌詞募集作品
https://piapro.jp/t/Z1XT
に応募させていただいた詞です。
遺伝子操作をテーマとして書いてみました。
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