帳が上がる

目を開ければ 今日が始まる
いや 開けようが開けまいが
関係はないだろう
何回目のスヌーズだろう
憂鬱の幕が明けていく

綺麗事もちょっとは
足しになると思っていたんだけど
この世界ではどうやら
それは滑稽なものらしい
だからさ 信念なんてものは
邪魔だと気付いたんだ
信じられるものなんて
ここにはないだろう

思ってたんと違うな 否
思った通りじゃないか ほら
「優しくなって」 「正しくなって」
何が変わったって言うんだ ねぇ?
渇ききった この世界で
独りきり 生きていくから
今  君の記憶に 窓を閉めた
もう 忘れようと 鍵を閉めた


嗚呼 また朝が当たり前にやってくる
仕方ない 苦手なコーヒーで瞼をこじ開けた
いつからだろうか心が躍らなくなったのは
いつからだろうか光がただただ眩しくなったのは

前が見えない この時代に
未来の話など なんてなんて
無価値なものだろう
これから 何十年か後にも
僕は相変わらずここにいるだろうよ
何も 何も 変わらないよ

思ってたんと違うな 否
思った通りじゃないか ほら
汗だって 涙だって
何を変えたって言うんだ ねぇ?
渇ききったこの世界の
ここだけに雨が降るように
今  君の記憶が 目を覚ました
でも 忘れたいと 目を逸らした

もし時間が止められるなら
このままベッドの中 何もしないさ

思ってたんと違うな 否
思った通りじゃないか ほら
歳をとって 大人になって 
何が変わったって言うんだ ねぇ?
「その時が来たら」なんて
その時は来なかっただろう

思ってたんと違うな 否
思った通りじゃないか ほら
「優しくなって」 「正しくなって」
何が変わったって言うんだ ねぇ?
渇ききった この世界で
独りきり 生きていくから
今  君の記憶に 窓を閉めた
もう 忘れようと 鍵を閉めた
でも 進みたいと 扉開けた

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帳が上がる

閲覧数:835

投稿日:2021/02/24 00:38:17

文字数:799文字

カテゴリ:歌詞

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