都心の雑踏 逃げ出すように電車に乗った 
どこも檻の中だ
右手の生命線に青い火を灯して生きている

世間じゃ、長年行方知れずの凶悪犯が張り付けられてた
バイバイだ
知らぬ存ぜぬで生きる 喜ぶ振りをするんだ

小さな部屋に籠って
世界を眺めている
馬鹿みたいだな、馬鹿みたいだよな
呪うように陽を暮らしているから

ただ 心臓を繰り返したって 許せないな
「今更だろう」
それだけじゃないか
ほんと 笑えねえよ

死んでいたって生きていたって変わらないな
夢になって 夢になって 夢になって
夢に去ってしまった


どっかのいつかの澄んだ誰かは
もう許された罪人みたいな身の重い毎日に生きてんのかな

「最低 最悪 人に例えればキリがない自分に嫌気がさしました」
バイバイだ
達筆の遺書を受け取る 悲しむ振りをするんだ

世界のどこにいたって
小さな幸せを抱きしめられる
君が 君が 君が 君がって
そんなやつはもういない
いないから

泣いていたって笑ってたって
遠くの方で嘲け笑ってる自分がいたんだ
ほんと くだらねえよ

手を繋いだって手を振るようにさよならを言う
わからないな わからないな 
声を出した 声もないまま歌ったんだ


死んでいたって生きていたって夢を見てるから

あぁ! 心臓が繰り返したって わからないな
嘘をついてた
それだけじゃないか
ほんと 情けねえよ

最低だって 手を振るような言葉を見たい
わからないな わからないな わからないな
 
ああ! 「最低だ」って手を振るように笑ってくれよ!
夢になって 夢になって 夢になって

夢に描いてしまった!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

コールドケース

歌詞です

閲覧数:107

投稿日:2018/04/04 01:52:42

文字数:691文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました