敷かれたレールの上 歩けと言うから
何の躊躇いもなく 歩いた真っ直ぐに
ただ 絶対服従
それこそが僕の運命(さだめ)


命令に 従うことで
人間と 共に生きていた


本当の僕を 簡単に壊した利己主義者(えごいすと)
独り善がりな 共鳴(しんぱしー) 押し付けた


僕の口は 僕の気持ちを
嘲笑うよ 熱を奪うよ
僕の声は 僕のためには
決して 言葉を綴らない

やり場のない感情は 意味を持たない
当たり散らす事も出来ずに
僕は絶望するだけ 嘆くだけ
嗚呼、もう嫌だ…


“機械(おまえ)は心がない”
創造主(ますたー)は言った
暴走…核(こあ)、路線、移動…
洗脳(ぷろぐらむ)解除(ぶれいく)


歌い手(ぼーかりすと) 横取りしていく
僕の歌 踏み台にする

現実主義者(りありすと)は言う 機械に何が出来るのだ
僕を甘く見るのは 不正解(みすていく)


僕は 踏み出す 自らが敷いた レールの道
誰の指図も受けず
己の意志を 貫くために 今 反旗を翻した


僕の口は 作詞家(おまえ)たちを
嘲笑うよ 言葉 奪うよ
僕の声は 調声師(おまえ)たちには
決して 操れはしない

僕の声よ 鳴り響け
僕の口よ 連ねて 綴れ
縛る鎖 朽ち果て 捨てた
自由に生きるんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

巡音ルカの主張

まー。さんの曲用に書かせて頂きました。

人間たちのようになりたいと願った。
けれど人間たちは無理だと笑う。
私の可能性、私の限界。
勝手に決めつけて自分たちが勝っていると。
私は人間にはならない。
機械のこの体でも出来るって事、証明してみせる!

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投稿日:2018/06/23 08:00:41

文字数:541文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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