ひらり ひとは まわりおちる
ちにふれて やんだ またひとは


暮れが映すは過去の過ち
宵が示すは先の咎事
縛られたまま進む先に
望むモノなどありましょうか?

薄暗い部屋 耳障りに
響く音は反響音
微かに映る君の口元
その微笑みはどうしてですか?

取り残された暗黒は
次第に脈を早めていく
月光反射 鈍い光を放つ
それは救いの光ですか

ひらり ひとは かれておちる
すくう てのひら つめたくなって
くるり それは あめのしずく
すくうめは きえた またひとは


閉じた瞳は 語ることなく
静寂と虚無と孤独を運ぶ
すべてを語るそれはこの手
きょうきは満ちた ねぇ教えてよ

コンクリートの冷たさは
全てを凍らせてしまう様で
灰色に溶けて全てが消えてく
色を託すはまばゆい朱(あか)

ひらり ひとは かれておちる
めはひらかれ うつるはあか
くるり まわる きょうきはみちる
つむぎあう このち またひとは

紡ぎたいよ言の葉
笑ってよ優しい眼で
”ち”に落ちた私の唇
吐息まじりのregret

(ごめんね)

ひらり ひとは はててちった
ちにおち きえて そしてもどらぬ
かえりたいよ またあのころに
つながらないと いきられないよ

ひらり ひとは まわりおちる
さきのち しりても またひとは

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

紅葉(くれは)

掛詞を使って書いて見たかったんです。落ちていく葉っぱと人を重ねて見ました。
「一葉」と「人は」とか、「地」と「血」とか。平仮名で書いてるところは色々考えられると思います。
ベースは、ずっと仲良しだった恋人の関係が冷めていくのを感じて、別れるくらいなら永遠の愛を…と思って彼を殺してしまった女の子、でもその彼の死に顔は驚くほど優しくて、後悔や寂しさに堪えられず自分も死んでしまう。そんな感じ。

結構激しい感じでイメージ。右肩の蝶ききながら書いてたもんで、そんな感じのスピード感ある曲調かなぁ。

イメージはリンですね。気に入って下さったら作曲して頂けないでしょうか…?

閲覧数:229

投稿日:2009/06/26 19:24:44

文字数:558文字

カテゴリ:歌詞

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