心ゴコロ

トイレの中に入り　お花摘んで
一息ついていたら　不意に電気が消えた
トイレで踊るよ　私にライトを浴びせて欲しいの
トイレで踊るよ　闇を切り裂いて　今すぐトイレダンス
やっと灯りがついて　ホッとしたら
座ってるのに何故か　水が流れだした
トイレで踊ろう　流されないように　リズムを合わせて
トイレで踊ろ...

ふざけていたいの　遊んでいたいの
はしゃいでいたいの　じゃれていたいの
目の前に広がる自由な世界
この時間はあの鐘が鳴るまで
今日の天気はどうだろう　私の町とあなたの所（とこ）
バスで揺られながら手のひらで世の中を探る
目の前にはいくつもの道　険しいのもあるけれども
ぱっと閃く　あぁこれはあなたと共...

小説版　South North Story
プロローグ
　それは、表現しがたい感覚だった。
　あの時、重く、そして深海よりも凍りついた金属が首筋に触れた記憶を最後に、僕はその記憶を失った。だが、暫くの後に、天空から魂の片割れの姿を見つめている自身の姿に気が付いたのである。彼女は信頼すべき魔術師と共に...

何もない世界に私と鏡だけ
神さま譲りの百合加護の中で
目が覚めた時代は窮屈で
暁に閉じ込めたアイデア
見せかけの建前を焼き付けられた
表通りばかりじゃないこの空の下
親しいシルエットを誘って夜更けまで
さあ踊りましょう
喜びも哀しみも無差別に映すから
カガミライ　手を重ねて...

「…はぁ………ん…ぁん、いやぁ……ぁうっ」
暗くて狭い。密閉された空間。逃げられない私は目に涙をためた。
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あー…蒸し暑い…
空は生憎の曇りだというのに今日はなんだか蒸し暑かった。ったく。楽歩の奴…バスの冷房くらいつけろ...

むかしむかしあるところに
悪逆非道の王国の
頂点に君臨するは
齢十四の王女様
絢爛豪華な調度品
顔のよく似た召使
愛馬の名前はジョセフィーヌ
全てが全て彼女のもの
お金が足りなくなったなら
愚民どもから搾りとれ...