日曜日の朝に見ていた
特撮のヒーローのようになりたいけれど
現実(ラスボス)を前にして
僕ら何もできずに
打ちのめされているんだ

カラータイマーは生涯点滅してる
それでも僕ら生きている(たたかっている)
腰に巻いているのはただのベルトで
変身なんてできやしないよ

僕ら

何かを守って守られて
見えない敵と戦っている
次週お楽しみなんて言ってるけれど

次週続話なんてないよ
毎週毎週やれないよ
もうヤだ、こんなのヒーローの仕事じゃない


子供の頃、毎週楽しみにしていた
来週の話、どうなるのか
ヒーローがピンチの時
新しいヒーローが
そんな展開を Ah...

腕を組んでも出てくるのは
ビームじゃなくってさ
ため息ばかり出てくるんだ
ピンチはチャンスなんて言うけれども
ピンチはピンチでしかないよ

誰も

助けてくれなんかしないんだ
自分のことで精一杯だ
見て見ぬフリをしているんだ

こんな世知辛い世の中で
みんなそうなってしまって
誰も助けてくれはしないんだろう? Ah...

君にだってヒーローになりたい
そんな時があったんだろう?
その夢を諦めて楽しいかい?
『楽しいはずがないだろう!』


歳を重ねて諦めた
ヒーローになる物語
現実色に染まってしまった

現実色にそまったって
いつだってなれるんだよ
空想物語じゃない
皆(みな)誰だって

誰かにとってヒーロー

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

誰かのヒーロー(没作)

こちらラヂオさんの楽曲(http://piapro.jp/t/a2TT)で歌詞を作らせていただきました。

閲覧数:319

投稿日:2014/06/20 03:44:39

文字数:594文字

カテゴリ:歌詞

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