(Aメロ)
この恋を知ったのは いつだっただろう
上か下なんてもう どうだっていいの
でも狭い世界では 許してくれない
どうしてなの神様 教えて下さい

(Bメロ)
優しい温もりを 感じていたい
あなたがいるだけで 色に染まって
決められた運命 切り拓けると
僅かな光の音(ね) 響いてくるの

(サビ)
手を伸ばして触れて 「愛して」と言うわ
どれだけ離れても 心は一緒
最後の逢瀬での 最後の約束
離れない笑顔が 何故か寂しくて


(Aメロ)
世の中は物騒で 見えない闇だけ
その黒の真ん中へ 行ってしまうの?
父に認めてもらう それだけの為に
遠いあの場所へと 旅立ってしまう

(Bメロ)
独りきりの夜が とても怖いの
神様に毎日 祈り捧げて
生きて戻ってきて それだけでいい
不安だけ募って 涙に変わる

(サビ)
耳を澄ませ聴いて 「逢いたい」と零し
届くことないって 分かっているのに
押し潰されそうな 日々を引きずって
思い出しているわ あなたの鼓動を


(Cメロ)
戦争が終わる頃 届いたのは
一輪の薔薇の花 あなたの死を
白が紅(あか)に変わって 零れ落ちる
棘刺さり流れた血 混ざり合うの


(サビ)
声押し殺しては 紡いだ悲しみ
鮮やかな世界は 薔薇に染められて
愛した人はもう 戻ってこないと
言の葉もないまま 静かに告げるの

静かに瞼閉じ 面影探して
愛を失った日 想い返してる
咲くはずだった花 あなたとの夢は
蕾のままそっと 心にしまって

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

ボッコロ(仮題)

※曲をつける際に歌詞の改変などは大丈夫です。できればご報告して下さい。



参加コラボにてボッコロの日を題材に書いた詞です。
ボッコロの日の由来を詳しく理解出来てなかった状態で書いたので、ちょっと流れや終わり方が不自然になってしまったかもしれません。

タイトルは「ボッコロ」とカタカナですが、英語での綴りが分からなかったのでそうしております。
曲になった場合は、英語表記が良いかなと思っております。



・ボッコロの日について
4/25にヴェネチアの守護聖人サンマルコの祝日であるボッコロの日には、ヴェネチアの男性は老いも若きも愛する女性に赤い薔薇の花を贈るそうです。

由来は中世ヴェネチアであったとされる悲恋のお話で、庶民階級の男性と上級階級の女性が恋に落ちたそうですが、男性の身分が低すぎると女性の父親が結婚を大反対。

男性は何とか父親に認めてもらうために戦争にいきますが、致命傷を負ってしまいます
血だらけになった男性が力尽きて倒れた場所は、白いバラが咲き誇る場所で、最後の力を振り絞り、自分の血で真っ赤に染めた白いバラを一緒に戦場にいた親友に渡し、愛する女性に届けてほしいと言い残して亡くなってしまいました。

その後愛しい人の血で染まった真っ赤なバラを男性の親友から届けられた女性は、そのバラを受け取ったときに愛する人の死を知り、
彼女はそのバラを握り締めて自害してしまったそうです。



補足ではないですが、上流階級の女性目線で書いております。



曲調…特になし

想定ボカロ・UTAU…MEIKO、巡音ルカ、IA、波音リツ

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投稿日:2013/05/07 20:14:38

文字数:639文字

カテゴリ:歌詞

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