少し重たい瞼を開け
そっと朝日に目を向ければ
私だけが目覚めたような
深い静寂に抱かれるの

初めてのfeeling知りたくて今
高鳴る胸でドアを開ける

Step in the morning
凪いだ海のような
静かな街並みに足跡を落として
だけどStep in the morning
波風は立てずに
そよ吹く涼風を感じていたい

固く靴紐結び直し
澄んだ空気を吸い込んだら
私が知らない日常の
熱に触れたくて手を伸ばす

道端の葉につく朝露の
儚さにさえ言葉紡ぐ

Step in the morning
日々に落としてきた
感情のひとひらそっと拾い上げて
そしてStep in the morning
胸にしまい込めば
モノクロの世界が色づいていく

Step そこから全て始まる
Step 夜明けに手を引かれるように

Step in the morning
繰り返しの中で
いつしか少しずつ音を失くしていく
だからStep in the morning
探し続けている
琴の音鳴り響くそんな時を