赤い 紅い ネイルを すべて落とし終えたら
黒いヒールをはいて 五月蠅い雑踏に紛れてく
短い短いスカートの 女子高生たちが向こう から
うっとおしい位の大声で 駄弁りながら近づいて 馬鹿みたいにくだらなくて
少しだけ笑みが零れる 
遠のく 五月蠅い声 思い出す 貴方の顔
忘れたはずの貴方が今も瞼の裏に息を殺して潜んでる

忘れたい 忘れたい 消えない傷跡
嘘みたいな 昼の雑踏
〝愛してるともう一度だけ言わせて”
貴方の声が聞こえた
そんな気がした・・・

昼とは全く違う 夜の街並み
黒いヒールは闇に溶けてく 遠くのネオン、私を照らす
馬鹿みたいな五月蠅い声 今は少しだけ遠くに聞こえる
私の黒いマスカラ 紅い口紅
全部黒にしたら闇に溶けること
出来るのかしら

暗い 黒い 夜の夜空
今日は星すら 見えずに
でも、貴方は今でも 頭から離れない
どうして どうして 泣いても
誰も 貴方も助けてはくれない
闇に溶けたら 貴方は助けてくれるかしら
お願い・・・見えない

目の前は段々霞んで 霧のように
周りは黒い夜空 視界だけ白くなっていくような気がしても
貴方は 私の前に現れない

あの日に戻りたいよ 貴方の顔を最後に見た日に
そして、もう一度言いたい
〝大好き”と・・・・
もう一度だけ・・・・
貴方に・・・・

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

no title・・・?

オリジナルです。
シリーズものではありません

閲覧数:55

投稿日:2015/07/18 17:54:57

文字数:560文字

カテゴリ:歌詞

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