例えばここに君がいたなら
この肉まんをどんな顔して
パクついていただろうかなんて
思ってみてはハフハフしては

夜の空気に白い吐息の
跡形の無さ心ウラハラ
コンビニ前でかすか聞こえた
恋の終わりを告げる歌さえ

公園抜ける茂みの向こう
明け方誰もいない街角
何もかもそう何もかももう
叶わぬままのねじれた未来

例えばここに君がいたなら
このラーメンをどんな顔して
汁まですべてすするかなんて
思ってみてはハフハフしては

世界線さえ超えた優しさ
時間軸まで歪ませたなら
この関係を諭すみたいな
恋の終わりを告げる歌さえ

噴水広場語らう後の
ワケあり風でまじる雑踏
何もかももう何もかもそう
素直でいればよかった未来

例えばここに君がいたなら
例えばここに君がいたなら
何もかもそう何もかももう
叶わぬままのねじれた未来