宇宙(そら)の雪 宇宙に雪
宇宙の時 光る時

アンドロイドはみつけた
小さな星の灯台
千年前に届いた
光る信号

千年雪をこいで 近づくその場所
万年雪を分けて 開(ひら)いた扉に
幾億年の中で 生まれた光が
記憶と変わらない 強さで溢れ出した

宇宙(そら)の眠り 宇宙に眠り
宇宙の煙 消える時

アンドロイドは探した
小さな星の住人
万年前に送った
アンドロイドを

千年雪に埋もれ 見つめていたのは
万年雪を越えて 着くはずの仲間
幾億年の中で 輝く光は
白く遠く遥か 故郷を照らしていた

いつかそう行くから
戦(いくさ)続く星から
深い雪も解けたら
きっと海になる
[光を 集めて 届けるけど
激しい 雪です もう 見えない
命は 宿らぬ 体だけど
動力(ちから)を 光に するから]
夢見ている

千年雪の上で またたく星々
万年雪の上を 見守るまなざし
幾億年の中で 出会えた光は
続く雪の下で またたき消えた

眠る
積もる
今も 夢を見ている




※ひらがなバージョン

そらのゆき そらにゆき
そらのとき ひかるとき

あんどろいどは みつけた
ちいさなほしの とうだい
せんねんまえに とどいた
ひかる しんごう

せんねんゆきをこいで ちかづくそのばしょ
まんねんゆきをわけて ひらいたとびらに
いくおくねんのなかで うまれたひかりが
きおくとかわらない つよさであふれだした

そらのねむり そらにねむり
そらのけむり きえるとき

あんどろいどは さがした
ちいさなほしの じゅうにん
まんねんまえに おくった
あんどろいどを

せんねんゆきにうもれ みつめていたのは
まんねんゆきをこえて つくはずのなかま
いくおくねんのなかで かがやくひかりは
しろくとおくはるか こきょうをてらしていた

いつかそう ゆくから
いくさつづく ほしから
ふかいゆきも とけたら
きっとうみになる
[ひかりを あつめて とどけるけど
はげしい ゆきです もう みえない
いのちは やどらぬ からだだけど
ちからを ひかりに するから]
ゆめみている

せんねんゆきのうえで またたくほしぼし
まんねんゆきのうえを みまもるまなざし
いくおくねんのなかで であえたひかりは
つづくゆきのしたで またたききえた

ねむる
つもる
いまも ゆめをみている

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

灯台の夢

自由様の歌詞募集作品
https://piapro.jp/t/Pwmh
に応募させていただいている詞です。

幻想的かつ未来感のあるストーリーを目指しました。
[ ]部分は、二つのメロディーラインが動いているので、二つの視点のつもりで、両方に作詞をしました。
「ラララ・・・」などになるのであれば、この歌詞は削除で大丈夫です。
ひらがなバージョンは後ろのページにあります。

閲覧数:242

投稿日:2018/11/01 19:25:02

文字数:988文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました