四角い部屋の隅 君の表情を見る
漂う視線が ただ空を切っている
乾いた空気を吐いて 見上げた空は
飛行機が飛んでいた 白線が泳いでた

悴む手に焦げた瞼
緩む心音 解けて消えたサザンカ
僕の目に映るモノは
揺れる 揺れる 揺れる

視線を逃して 見上げた空には
飛行機が飛んでいて 白線が泳いでる
ため息を吐いた 困り顔の君の目は
杞憂に溺れていた 白と黒を拒んでた

解れた手に触れた温が
落ちる深海 霞んで見えたサザンカ
君の詩に響く音が
融ける 融ける 融ける

解れた手に触れた温が
伝う振動 口ずさんでた詩想歌

悴む手に焦げた瞼
繋げ心音 あの日に戻せサザンカ
控えめに叩く脈は
揺れる 揺れる 揺れる

山嶺 ぽつり融けた雪に
遠く深紅に花をひらいたサザンカ
君の詩を忘れぬように
散らせ 散らせ 散らせ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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サザンカ病

閲覧数:125

投稿日:2018/09/05 01:47:47

文字数:360文字

カテゴリ:歌詞

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