高橋ビール

熱いコーヒーにミルクをひとつ
浮かび上がるマーブル模様
滲みあって微かに溶け
けれど一つに成ることはなく
揺れるマーブル
変わり続けるその形状
同じものは二つとなく
同じ模様には二度と成れず
一瞬一瞬違う姿をうつし
その揺らめき絶えず変化し...

雨上がりの虹をひとり
空に見つけた黄昏時に
土の匂いのひとつもない
塗り固められたコンクリートを
僕は歩いてる　いつか見た空を
ひとり歩いてる　思い出しながら
いつかきっと
手繰り寄せた先の夢をほら
蜃気楼の様な物語だけど
僕はここにいると君に伝えたいんだ...

今日も世界は黒に染まり
輝く私の姿(カラダ)
ゆらり　ふわり　飛び立つ
ここは　ここは　私の世界(ニワ)
闇に輝く憐れな蝶
夢魅せられてしまったの
それはきっと幻
儚いだけの虚しい愛
甘美い(ニガイ)蜜を飲み干しながら
狂った様に溺れる様に...

黄色い月が照らした　青い夜
光に浮かぶ溶けそうな　白い雲
くっきり浮かぶシルエット　黒い山
黄色い月が照らした　青い夜
僕は歩く　斜め上を向いて
近い黄色　見つめて
遠い青を　眺めて
躓いて転げたら
湿った土と草の匂い
目を瞑れば遠い過去...

雪がとけて　花が散る
淡い想いは　胸の奥
幻(ユメ)に惑い　恋(キミ)を追う
独りきりで　夜を待つ
『愛してる』なんて言葉が
脳をよぎる瞬間に
重い心(カラダ)　シコリのように
ずっと残る　違和感
ああ　巡り廻る季節(トキ)も
過ぎ去って逝く時間(トキ)も...

Oh☆Shiruko
それは冬季限定　魅惑の甘味
Oh☆Shiruko
甘くモチモチ☆至福の食感～♪
材料はいつでおカ・ン・タ・ン☆
手に入るのに
何故か冬にしかない
不思議な甘味
作ろうと思えばすぐに
で・き・る☆...

暁を喚ぶ烏(トリ)が闇夜を切り裂いて
群青に変わる刻 霞の空へ
顕現す 天照大御神(アマテラス)
此の地を照らして
降り注ぐ神気(オンジョウ)は理(マコト)を映す
暴かれたのは『詐り(イツワリ)』と『穢れ(ケガレ)』
其の身に宿る朽ちた魄(タマシイ)
ひとつ　ひとつ　零れてく
遠い記憶の欠片
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