タグ「曲募集」のついた投稿作品一覧（16）

君の目に映る世界を
ちょっとだけ摘み取って
見せてくれないかい？
そのまんま理解はできないけど
きっときっと少し分かるから
君の手が描く世界を
すっかりと消し去って
大人は怒る
「なんだって、なんだって　ぼくだけが」
君はそう責めるけど...

帰り道　足音とはしゃぎ声
明るい方へ向かってる
もう暗くなってずいぶん経ったよね
みんなで踊り続けてた
時間が経つのも忘れてさ
フロアを擦る君の靴
照れたみたいなしぐさ
ずっと見てたよ　見えないように
可愛いなって　思ったんだ
コードを抑える君の指...

いつものことなのにさ
呟いて　また
そうやって諦めたつもりかい？
思い出して　きゅっとなる胸を
抱きしめて　見えなくする
その海に　ちょっとだけ沈んでみるよ
君の声が　聞こえた気がしたんだ
涙に隠したほんとをさ
探しに行こう
明日を見つけた魔法をさ...

大きな大きな街の端に、
古い古い店があったんだ。
小さな小さな私の手は、
高い高い物が欲しくて。
届かない声、いつも通り。
また君は私を置いていく。
「置いてかないで」届かない指。
今日は２センチ足りなかった。
さぁ、ちくたくぽん。
店主は笑う。...

君が堕ちた海は遠く。
遥かな風を抱くよ。
君が泣いた空は高く。
清かな波を思うよ。
堕ちた記憶を詩人は笑う。
なんて小さな世界だ、と。
堕ちた君の電波が嘆く。
なんて悲しい話だ、と。
君と堕ちたい、蒼い海へ。
風になって君に会いに行くよ。...

駆け足の夕暮れ
赤い雲見てた
居眠りの午後の日
飛行機見てた
気が付いた？
君はソラ。
辿り着けないソラヘ
辿り着きにいくソラ。
ソラの果てで
歌って歌って...

青いひだまりの中に
小さな黄色いきみを見つけた。
眠るあさがおの色は
最後は黒なら　わたし、は落ちる。
猫の足首に鈴を
大きな橙の愛、守ってください。
夏のひだまりの中に
小さな明るい色を見つけた。
黒いひだまりの中に
鬻いだ明るいきみを見つけた。...

花火が上がるよ。
道にはバイクが
走り回って
喜ぶみたいに。
あのハートの数だけ
彼はここをあいしてた。
あの花火の数だけ
彼はここをまもったんだ。
お祭りがやってくる！
悲しい歴史の千年の街...

「いつか私達は
出会い別れを知り
時の流れにだけ
流されず浮かんでいます」
箪笥の上にはほら
あの時の小さな絵
静かに年は流れ
空き地にも家が建つわ
風がふき
窓が笑う...

ふわり 落ちた君の雫
ひらり 煌めく君の姿
ふらり 揺らめく星の灯
きらり 届ける僕の夢は―…
終わらない音を一人見てた
振り返った空には青い世界
音のない星へと向かう君へ
４０分かけて送るよ"Hello"
君はひとり 僕らの夢
背負って飛んだ 夢の先へ...

決め付けてたんだ
自分のものさしではかって
「このままがいい」って
君の声が聞こえなかった
幸せだったんだ
私はたしかに ずっと
皆で居られた時間が
君の笑顔が好きだったよ
私達は時間の中に居た
忘れがちだったけど...

飛行機の音がする
真っ青な空
流れてく雲
無意味に笑うと
鏡の中
変わらず私
あっちにもあるのかな
こんな言葉にできないなにか
パンダの縫いぐるみが
ただ静かに写り込む...

あなたの声は届かないのですか
わたしの唄は響かないのですか
離れていかないで
叫んだ声は遠く
過去の轟音にかき消されて漂う
愛してください
呟いた声はひどく
滑稽にココロの中だけで響く
目の前があおいの
指の先の糸は消えて...

ハローハロー
聞こえてますか?
ハローハロー
応答願います
「宇宙人なんてさ」
誰もが笑って否定する
誰もが自分を否定する
異星人は居るよ
だってわたしは
地球(ここ)に...

なんか、疲れた。
なんか、無性に、疲れた。
泣きたい、ような気がする。
多分なんか失恋したら、こんな感じ。
なんか、地下鉄。
なんか、地下鉄、がたがた。
このまま、消えちゃいたい。
死ぬのはまだイヤかな、とりあえず。
消えちゃいたい。
じゃなきゃ、家に早く帰る、布団に、眠ろう。...

あなたはなぜそこに居るんだろう
私はなぜここに居るんだろう
私の声はなぜ届かないんだろう
あなたの瞳はなぜ私に向かないんだろう
二次元のあなたに恋した
叶わないなんて分かってた
本気にならないようにならないように
目をそらしてあなたを見てた
だけどあなたの視線が
彼女に触れただけで...