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こえ部
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オモチャ箱の中で燻る想い
形にすることが出来なくて
差し伸べられた手に
縋り付くことしか出来なくて
握り締めた指の隙間から
淡々と落ちて消えゆくから
蓋が開くのをただ待つ僕は
まだ見えない
僕らのstart line...++start line++
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瞳の奥に思い浮かぶのは
いつも貴方で
そんなこと知りもしないんだ
僕が恋に落ちたのはいつだっただろう?
どこからが恋かもわからず
ただ貴方が必要なんだ
この気持ちを隠すのに必死な僕に
貴方はそんなことさえ知らず...++no title++
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この空蒼を仰いでいた
両手を伸ばしても
あの青には届かなくて
唇噛み締めて
重い(思い)ココロを持ち上げた
ひんやり固まったその身体
吐く息は白く
喉に鈍痛が響くヒビク
「逃げたっていいじゃないか」...no title