投稿作品73作品
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手のひらに滲んだfrustration
行き場所の無いままcirculation
含んだ熱量行き場を求めて
答えを探し続けてるのよ
なかなか得られないsatisfaction
トラップ掛ける様なfasinetion
駆け引き巡らす瞳の奥には
全てを見通す光を持つ
細い糸を渡る感覚いつも胸の中が痺れる...TACTICS OF GAME
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暖かくなってきた日の午後
向かい合うカップ注ぐ紅茶
真っ直ぐに見れず目をそらして
にこやかな君が座っている
先月の事を思い出して
胸の奥大きく音たてる
一月の間心配してた
他の子選ぶの?
渡された箱の前では
浮かぶ湯気が揺れる...ちょこれえとましまろ
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指の先まで痺れてく感覚(鼓動はやくなる)
髪の先さえ触れる距離いるのに
ふとした仕草たまらなく惹かれて(見つめてて欲しい)
他の事など目に入らなくなる
向こうはただの友達と思っているでしょう
隠した想いは今も出せないままで
携帯には密かに彼女の写真(あのコだけ)
着信のコール音、今日も鳴らない
愛お...delusion
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よそ見ばかりをしてないでよ
ちょっと甘くしすぎたかな
ずっとそんなじゃ許さないわ
いつでもチェックしてるよ
ねえ、どっちを見てるの? 視線およぐ先には
髪の長い女の子ね 見なくてもね、わかるの
周りばかり見てると 何処か行ってしまうよ?
私のこと、もっとちゃんと見てて欲しいの
よそ見ばかりをしてない...執行猶予
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ラブレターが来てたあなたのとこ
その返事はどうするつもりなの?
久しぶりに二人歩く帰り
聞きたいのよ、好きな人は誰
今迄はこんなに意識しなかったのに
なぜ隣いるだけで頬が熱いの?
ときめいたハートは、ふわりゆらり揺れている
変わらないあなたの腕に触れてみたくなる
ときめいたハートは、ふわりゆらり揺れ...ふわふわ☆ときめきハート
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一つ もひとつ
夢を数えて
静かに動く いとおしい指
空を あおいで
星を かぞえて
眠れよそっと 瞼を閉じて
月灯り照らす 涙の跡を
そっと拭って星へ返すよ
わたしの腕を揺り籠にして
どうかこの歌でいい夢を...こもりうた
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いつもと違う教室の外 階下を走る下級生
廊下を行く笑い声 ここだけが低い温度
華やぐ校舎飾られた窓 仲の良さそな人たち
楽しげな雰囲気の中で 私だけが取り残されてる
賑わった中へと紛れ込んでても
一人だけが違う世界
馴染めない国へと迷い込んだ様
独り歩き続けて
当ての無い時間を持て余したまま
呪文の...魔法の呪文
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満月背を向け、店の灯りともす
宵闇を纏って
今夜も貴方は、きっとここに来ない
今宵は何処の空?
賑わう店にはウイスキーの香り
片隅空いた席
擦り寄る誘いを 微笑んではかわす
安くはないんだと
キープのボトルに 目がとまる
走り書く様に書かれた名前に...Still I'm happy
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夕暮れに目を凝らして 一番星探してる
手を伸ばすカシオペア 臨むよりも遠く見える
記憶の中残るキミは だんだんと薄れてゆく
消えそうなその姿に 胸が苦しくなるけれど
一万光年先へだって 心だけは跳んでゆけたら
星屑の粒に思いを集めて
愛おしさも焦がれる気持ちも 空へと放して
流れ星ひとつ願いをつぶや...FAR
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消えかけてく背中を記憶の底 確かめる
見えない影を追って、今日も翼ひろげる
途切れた思いさえも、いつかは繋がるものなら
強い嵐の中でさえも光を見失わずに
果てなく遠い道程
疲れてゆくこの両翼 痛んだ傷跡
探して迷う幾重の雲の向う側
ゆらり揺らめく刹那に見え消えてく蜃気楼
厚い雲遮り、黒い影が阻む
払...brilliance
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坂の上 小さな丘
風が吹き抜けてく
暖かい陽の光があの日へ続いているの
幼い頃に遊んだ場所は
記憶よりずっと狭く
あの日二人ではしゃぎまわった
緑の草地小さく見えた
時間が流れて此処さえ忘れて
いつからこうして互いに離れてしまったの?
あの頃に駆けた丘...カゼノキオク
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朝のTV 告げている
今年は寒くなるでしょう
引き出しの奥に埋めた
編みかけセーター見つめ
あの日見てた雪 眩しく輝き
あなたの背中を記憶の底塗りつぶす
長い時、過ぎた今は
冷たささえ思い出せず
滲む景色に浮かぶのは、降りしきる白だけ
硝子越しに見る窓辺...ホワイトアウト
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キミのうたう歌は聞かれちゃいないよと
冷たく伝えてる画面 目の前が滲んでく
言葉も掛からぬ 静かなこの部屋に
忍び込んでくるノイズ紛れ ためいき響いた
誰かがこの声 聴いてくれたら
先へ進む気力(ちから)きっと 湧いてくれる
灯かりも見えぬ暗がりの中
手探りのまま迷い続け 夜に沈んでく
誰かを思い...loneliness
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雨の日は帰りを待ちわびて
留守電を何度も確かめたりする
まだ早い時間だけど
雨具さえ持たずに出たあなた
天気予報30%なのに
午後になって降り始めた穏やかな雨
傘ひとつだけ差してあなた迎えに行くから
虹色
街角ライト照らされ光る
傘の上 水玉が流れて落ちる...雨の日は
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昼過ぎの暑さ嘘の様に止んで
陽に焼けた肌とコントラスト成した浴衣
白い袖の中の手にこの手重ねてみたくなる
打ちあがる星の火が
笑顔を照らし出す
今年も言えないの、喉まで来てるキミへの想い
横顔見つめては気付かれる度、視線そらして
こんなに苦しい気持ちさえ
嬉しさ変わってく
すぐそばにいる ただそれだ...すぐそばの笑顔
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レシピ本とにらめっこして
やっと選んだごく普通のバースデーケーキ
お菓子作りの腕はないけど
おめでとうが言いたくて
雪のようなクリームに果物浮かべて
あなたの数だけ火を燈して
2人分じゃ大きすぎるって
笑いあえるはずだったのに
オーブンの中のスポンジ
一緒にしぼんだ私...言えそうにないハッピーバースデー