オレンジベリーの投稿作品一覧
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草木も眠る丑三つに
寝ない子は誰だ
お喋りばかりしていると
ゆかりちゃんが やってくるのだ
シャネルの香り纏い 赤い衣装の
目と目があったら もう 逃がしてあげない
冥界から繋がってる人間の世界
冷凍庫から 飛び出し落っこちてドジって
あきらめなよ あなたたちは 私のものなの
こっちにおいでよ 連...冷凍庫から、ゆかりちゃん。
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朝の天神 地下のカフェテリアで
行き交う人を 眺める日曜日
カップで揺れる ぽかぽかレモネード
てり玉かじり あの子と待ち合わせ
キラキラお洒落で手を振って
笑顔いっぱい 友達だ
あたしたち ずっと一緒
子供の頃から
心と心だけで なんでも分かるわ
これからも ずっと一緒...SUGOCA.Girls!
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今日は日曜日で
すごく賑わうのデパートの地下
チョコの試食とかみつけたら
3つも欲くばって
ガラスエレベーター
アロマショップではバニラの香り
甘いミストには癒されて
結局お買い上げ
彼と手を繋ぐ12時は
お腹が少しすいた だから カルボナーラを食べたい...デパート・デート
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枚方大好きさ 淀川の街
栄えた宿場町 京街道歩こう
春は桜 夏には七夕
秋の菊と 冬場の夜空に花火が
僕はくらわんこ 船頭さん
シャイなハートだけど この街盛り上げる
僕はくらわんこ 船頭さん
おけわんこじゃないよ 似てるよって言われる
枚方大好きさ 歴史ある街
広重も描いた 東海道の一つ...僕はくらわんこ
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硝子の街のビルの影
息を潜め
覗いた照準にティータイム
音さえ立てず 終わらせる
そっと消える
心が痛み出す 目を伏せる
雑踏に溶け込んで ざわめきの向こう側で
何もなくハイヒール 交差点渡る
私の中にいるあなたは誰?...KILLER 私の中のあなた
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枯葉香る 紅い街 石畳に
雨上がりの 犬矢来 路地を一人で
風が髪を撫で 巡った
季節に
坂の上の店 去年を
思い出す・・・
あたしが泣いたのは あなたが悪いわけじゃない
あなたに恋をした あたしがなぜか悔しくて
指輪が外せない 忘れる事も叶わない
あなたの亡霊が インクのように染みたまま...枯山水
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買い物帰り アーケード 一人
肩を落として
時計の針と昼下がり 香る
食事時
気怠い足で ターミナル そっと
バスに乗り込む
行きつけだったブティックが まさか
潰れてた
熱々のコロッケを食べ
窓の外眺めて・・・...猫パンチ☆
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反重力シューズ履いて街を
風になって滑る 青い並木
エアプレーン雲を作り 遠く
硝子張りの影に 消える朝は・・・
気になる彼が いつものホーム
いつもの扉 いつもの席で
私は今日も 言えないままで
弱気なままで いつもの駅
チャイムが鳴り出す 遅刻だ大変だ
ダッシュで ゲートに滑り込む...KOKU-HAKU
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赤いグラスをそっと傾けて
月の明かりの下 黒い猫
揺れる炎の影 風の部屋
薔薇の香りのする 恋文と・・・
森の奥の 私は魔女
甘い蜜に あなたはただ
人のない湖の あの場所 また会いましょう
すべてを染めてあげる
温い血は捨て去って 私の口移しで
酔わせて 醒めない魔法の水...魔女とあなたの物語
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琉球瓦にシーサー仲良く
オジィは縁側涼んでる
ハイビスカスがゆらり
私は車のエンジン回して
オバァと市場にお買い物
国際通り急いで
島らっきょ チラガー
ゴーヤサーターアンダギー
海蛇の燻製 滋養強壮でも怖い
うちなーんちゅなら誰でも...うちなーんちゅなら誰でも。
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真夜中の灯たち 煌めいてる 窓の外に
あなたの残した思い出が 写真立てで 笑ってる
ゴミ箱へと捨て去ったら
これでさよなら夢の跡
夏の終わりと恋の終わり
なんかいいよね
風が冷たく デスクの花揺らす
香るカフェラテ 飲み干したら余韻
ベッドの上で グラビアとかめくる...夏の終わりと恋の終わりと・・・
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カップの中の ミルクのお絵かき
キャラメル色 午後のカフェの
窓の外は なんだか 小雨模様の Busy town
時計の針が 3時を指したら
週末ぶり 彼に逢える
欲しいものは おねだり わがままになる レディレディ
茶色い 猫が足元で
あくびをしたら 目があった
ドアベル 鳴っても 知らん顔
けの...Summer Days
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それじゃ 始めましょう
今日はよろしくね
レーザーライフルなら
チャージ満タンで
メタルマシンの群れ
軽く溶かしてく
バイク 反重力
走る 鏡の床
赤く光る プロテクターとか
ばっちり クールにキャットなガール!...正義の少女!バトロロマンティカ
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御堂筋の雨上がり 歩いて
すれ違った ユーカリの香り
あんたの事思い出す 夏の日
昼下がりは気だるげに 動き
カラフルな熱帯魚 泳ぐような街の色
濡れたあとアスファルト 眩しくてビルの空
戎橋は恋人 肩を寄せ合って
道頓堀 ゆっくり 船は渡ってく
そう言ったらあんたと 喧嘩をした夜
ネオンサイン見な...OSAKAメモリー
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あんなに愛していた この部屋一人
午前2時の灯りは あまりに冷たく
ラジオの男はただ 他人顔 笑う
熱いシャワーを浴びたら なにもかも流して
コーヒーはあなたの味がする から
金曜のデートを思い出し 涙
窓に佇み 満月照らす街は
私を置いて 朝日を迎えるでしょう
ふいに指先 体をなぞってみた
今夜は...COFFE BREAK SILENCE.
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窓越しに海は遠ざかり 空を抜けて大気圏見下ろしたら
ベールの彼方に浮かんでいる 月の幻想曲
ちょっと逢いたくて出掛けるの マジで君に触れたいよ モニターじゃない
オリンポス山が突き抜けてる 空の色も思い出してきた
コーヒーを片手に お天気のチャンネル
あちらの天気はちょっと よくないみたい
なんてア...火星へGO!
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夕暮れの路地 迷い込んだら 少女の声が聞こえたような
招かれるよう 歩いてみたら 真っ黒い猫 角を曲がった
オレンジの太陽にモルタルのアパートの 黒ずんだ壁を抜けて
たどり着いたとこは 赤い煉瓦の店
ショーウインドウに 並んだブリキ人形
錆びたノブに手を掛け 押したその先は
琥珀色のカラクリ玩具の夢...さくらんぼワルツ
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雑居ビルエレベーターのボタン押したら なんか
異次元に行けるとか聞いたんだけど ねえ
やり方を教えてよ 行ってみたいから 誰か
帰れなくなるのはちょっと怖いけれど でも
錆びたドアが開いたその時に
風が生ぬるく頬を撫でた
赤い信号の先
ちょっと覗きたい
行ってはいけない わかってるけど
何かが背...めさきましきそん
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