Bnekoの投稿作品一覧

■No.234.1
　　花月妖艶
ほ　ほ　蛍の光が広がって
月夜の舞台　闇夜に浮かべた
ひ　ふ　ひふみの　艶やかな舞は
真紅と蒼の祝を流した
廻ろう　（廻ろう）　踊ろう　（踊ろう）
宵夜にこの現　幽世呼び起こして
浮かぶ瀬も　（廻ろう）
胡蝶の夢も　（踊ろう）...

■No.235
　　深奏クオリア
左手に掴んだ　空のペットボトルの中身を零したら
夜空に散らばって　砕けて浮かんで　沈んで落ちてく
斜め40°の速度で飛び込む　私の心理模様（サイコフィロフィ）は
深く潜るたびに　透明色から藍色に滲む
沈む　深奏クオリア
遠くて見えない
廻る　世界のメロディ
残響が消...

■No.230
　　残響Refrain
夕闇に落ちた鉄錆の泥の部屋
伸ばした指に触れる 記憶の残響が消えた
遠いキミの声は 震えるボクの胸で
脈打つ鼓動のように 今でも残っているから
その手を掴んだ
ボクの心臓に響く 淡いキミの心音
忘れないよう 何度も 何度も繰り返す
朝焼けに溶ける薄氷の意識だっ...

■No.229
　　コネクトレイン
S
コネクトで 走り出す 終着駅目指して
あとどれだけ 願ったら たどり着けるだろう
A
今日も一人きり 電車揺られてる
み(ん)な 俯(うつむ)いて 冴えな(い) 顔だけど
B
起き抜けに抱(だ)きしめた...

■No.226
　　フライブルク月紀行
A
「街で一番　大きな時計塔(とけいとう)へ
　星を見に行こう」
そう君は　笑った
だけど　その君は　ボクに何も言わず
遠い　遠い場所　へと旅立ってしまった
B
君の消えたこの街では　石畳(いしだたみ)の...

■No.225
　　多構造三十二面体
一人掛けで座るダイニングチェアーの脚の擦り傷が
モニター越しの笑顔の幕間を こちら側に引き込んだ
パパとママとパパのおしゃべりは 午前二時の隙間まで
ガラス越しの言葉の破片が 地面に散らばってゆく
誰も彼もいない街で
キミとボクと私がいて
どれが本当の私だったか...

■No.224
　　月石ラジオ
星見上げる女の子 月を目指す男の子
宵の魔法解けて溶けて 砂糖菓子のように散る
伸ばす指のアンテナに 触れて落ちた砂時計
凍りついた水素の粒に 砕け混ざって消えてゆく
小さな手のひらに掴んだ
石ころみたいな言葉でも
チャンネル開いて繋げれば
世界の何処へも届く...

■No.223
　　ハートフリックガール
A
降(ふ)り止まない雨音(あまおと)に
指から零(こぼ)れ落ちた言葉の欠片(かけら)を集めてみた
秘密の部屋 心電図 繋(つな)いで検索しても答えのページ見つからない
B
せまい動物園の檻(おり)から 笑うライオンの牙(きば)を見た
S
指ではじいた 虹色...

■No.217
　　キライキルミュージック
Ａ1
街に流れる善意のポップミュージック
今日も 愛とか恋とかそんな歌を垂れ流してる
大嫌いな世界の 隅っこで ひとり毒を吐いた
Ｂ1
テレビの中で訳知り顔のコメンテーター
今日も借り物の辞書で人を殴り続ける
そんな後ろ頭に 銃突きつけて...

■No.214
　　初恋Cider Rocket
A1
夏雲に 響く 軽音の放課後のギターが
キミの笑顔 口癖も この胸 呼び出す
青空 弧を描(えが)いて飛ぶ 琥珀色サイダー
開けたとたん 爆発で 笑うキミにパンチ
B1
シュワシュワはじける 恋の炭酸で
宇宙まできっと 飛べそう...

■No.211.3
　　夏空ゆうれい
A1
気がついたら 隣にいた
泣き虫なわたしの腕を
離さないで 引いてくれた
笑顔の素敵な女の子の
B1
言葉も姿も笑顔も
周りのみんなは見えないって...

■No.208
　　ドキドキ☆恋のスクールバトル
Aa
「ショートカットが好み」と 言うキミは
　　Ab
　　「ロングも悪くないね」と 心惑(まど)わせる
Ba
髪型も 性格でも
　　Bb
　　正反対 二人は...

■No.207
　　お天気お姉さんの憂鬱
全国みなさん オハヨーゴザイマス！
今日も スマイル！ 天気予報で
元気一杯！ 憂鬱気分も
吹き飛ばす スマイル放送
Ah
西の国では
爆弾の雨
止まないけれど...

■No.205
ヤンデレ純情系
　　病ンデリック☆ハッピーエンディング
A1
校門前で キミを待ち伏せ☆
恋のせいだね しょうがないよね
目指せ純情 恋せよ乙女
Love→ 病ンデリック☆ハッピーエンディング
B1
世界中 アイドルなんかより...

■No.204.2
信号りていく
　　百色信号機
1A
瞳(め)に射し込む　街の赤の警告灯　横目にして　咳き込む街路
閉塞化された　言葉の死骸遺棄所へ染み込む　素因子の幻
不完全から　未完へ至る 疎(そ)の夢
1B
廻(まわ)りつつ零(こぼ)れる日々
預言された　過去の夢...

■No.198
I’m fine,You’re fine.
　　Li_ly（仮）
A
土曜日 晴れの日
街に歩く 買い物デート
腕組み はしゃいで
風に揺れる 百合の花
わたしが「大好き」と 笑顔のあなたに言うと
「わたしも」 と言うけど...

■No.194
　　カウントアップ・ゼロガール
A
背中に張り付いた デジタルカウンターの
0以外 の数字を 右手で引きちぎった
Ah__
A
閉塞化されている 教室の舞台上で
誰かのリタイアが 喝采で包まれた
B...

■No.193
　　Master Slave
＞A1
You say a wrong?
あなたはマスター だから
もっと 上手に躾(しつ)けてよね
＞B1
朝も昼も夜も次の
夜の夜明け前の
午前2時が過ぎてても...

■No.170
　　繭のイデア
赤 白 青 白 光る雪 奔流
白い繭の中 還る事 夢見ていたけど
階段を一つ 昇るたび堕ちてく
千切れた羽なら 飛ぶことも許されないから
もう歌えないなら 君と歌い続けた
永遠を今すぐ 刻みつけたい
聴こえた わたしの歌
君が描いた 詩を歌う...

■No.175
　　幻葬タナトス
夜の帳の鏡に　わたしを覗くのだあれ？
それは夢語り　希望を紡ぐ夢
踊り続けましょ　命が続く限り
合わせ鏡の迷路で　わたしのこの手掴んで
それは幻想と　絶望至る夢
願い抱くなら　わたしと踊りましょう
黒薔薇に口付けを　甘く誘う　死の誘惑(タナトス)
バラバラに乱れ咲く...

■No.191
　　リセットザワールド
嘘だらけのこの世界
作り物の真実に
嘆き悲しんでる
君に答えをあげよう
さぁ塗りつぶしてあげよう
喜びも悲しみでも
苦しみと一緒に
全部リセットしてあげよう...

■No.182
　　エリュジウムの星と月
深い森の静寂(しじま)に　淡く響く　記憶の音
追想のメロディーは　今も胸に　灯り続く
幾千の星の光　伸ばした指に触れそうで
永い刻(とき)の孤独に　一人歌を失くしていた
流す涙の影も　色を消した　あの夜の日
幾千の星の光　あなたが教えてくれた
たとえば　指に...

■No.161
　　Lotus Love
Ａ
そして目覚める 覚醒の朝
繰り返す恋 繰り返す生(せい)
君に会うため 無限の世界
さまよい廻(めぐ)る Lotus Love
君に出会って 君に恋して
でも言えなくて そして失(な)くした
冷たく冷える 君の温もり...

■No.159
　　白のエンブリオ
into
降(ふ)り積もる光に 響いたエンブリオ
いま胸に抱(だ)いて 歌を歌う
A
気が付けばこの世界に 一人でいた
音(おと)も無く降(ふ)る光に 指が触(ふ)れて
B
誰かの世界が...

■No.153
　　パラレルパラソル
【1サビ】
二つ 並んだ 傘の色は 違くても
同じ空 見て パラレルソング
【イントロ】
（雨降り パラパラ）
（パラレル パラソル）
（二人で 並んで）
（パラレル パラソル）...

■No.193
　　Master Slave
＞A1
You say a wrong?
あなたはマスター だから
もっと 上手に躾(しつ)けてよね
＞B1
朝も昼も夜も次の
夜の夜明け前の
午前2時が過ぎてても...

■No.151
　　月に叢雲 恋の華
Ｓ
月には叢雲(むらくも) 恋の華(はな)
ゆらり ゆらり 咲き揺れる
凛(りん)と鳴り響く 夏花火
月明かりよ 照らして いま
Ａ
下駄(げた) カラコロ鳴らす 祭囃子(まつりばやし)に
歩く 君の背中を そっと...

■No.149
　　向日葵かくれんぼ
〔Aメロ1〕
柔(やわ)らかな光が 淡(あわ)く部屋を満(み)たして
僕は君との時間の 終わりの事を知ったよ
〔Aメロ2〕
向日葵の種を 一粒(ひとつぶ)手に取って
「たくさん咲けばいいね」と隣で君は笑った
〔Bメロ〕
閉じた瞼(まぶた)の裏で揺れる向日葵...

■No.147
　　にゃんだふる金曜日
A
いつもの朝に 電車通学
彼に見とれる 月曜日
隠し持ってた 手紙落として
軽くヘコんだ 火曜日
A
家で飼ってる 猫のミー子が
突然しゃべった！？ 水曜日...

■No.146
　　リコリスの少女
A
静かな朝 歩く少女　（笑みを浮かべて）
ベッドの端(はし) 腰をかけた　（香るリコリス）
B
「ねえ お兄様 起きる時間よ」
「お茶の用意は もうしてるから」
「ねえ お兄様 早く目覚めて」
「冷めてしまうわ」...