ブックマークした作品

飾り立てた愛で首を絞めつけたって
僕なんか眼中にない君だ
後ろ向いて笑うんだろ
花が咲いたみたいに可愛く
いっそ感情論で責めちゃおうか
愛なんてそんなもんだって
振り向きもしない恋じゃ
誰かに余所見もしたくもなるから
ねえ、
どうしたって君を傷つけたいんだ...

愛に満ちた北の国を
一年中支えてる
黄昏色のシンボルが
革命を引き起こした
ああ、誰もが待ち焦がれる
ジンギスカンの特売
say! say!
セイコーマート
北の大地の最強コンビニ
say! say!...

ドレスを染めし鮮やかな紅＜あか＞は
百幾万もの罪深き欲望
戒めの宿命＜さだめ＞を運びし死神よ
あらゆる鉄を切り裂く刃は
次に誰を喰らうの？
なにに終止符を打つのか？
その気まぐれな愛は
どこに降り注ぐのか？
凍てつく少女＜かみ＞は荒野を歩く
全ての罪を切り裂くために...

　ガタン　ゴトンと電車は進む
　瞬く度に移ろう景色
　通り過ぎてく看板の電飾
　硝子に透けた涙　一粒
　到着しない駅の名を呼ぶ
　雑音混じりの車内放送
　揺れる体を座席に沈め
　続く線路に　溜息一つ
　終わらない一人旅
　迷い込む白昼夢...

　
　一羽の蝶に恋をした
　一夜限りの恋の街
　挑発的な笑みの下
　両の眼は冷めていた
　嘘に埋もれた籠の中
　好いた惚れたの茶番劇
　ころりころりと転がされ
　艶美な毒に酔いしれる
　指きりしましょう　血を交わしましょう...

おはよう いつもの朝だよ
おはよう コーヒー淹れたよ
おはよう 寝ぼけた目をして
おはよう おはよう
なんでもないうた 口ずさむたびに
寂しくなるのは 君がいないから
おはよう テレビをつけたよ
おはよう ニュースを見てるよ
おはよう 小鳥が鳴いてる
おはよう おはよう...

『巡る時の中』
春は桜の花が舞い
夏は潮騒に心踊らす
秋は紅葉のカーテンに抱かれ
冬は降りゆく綿雪に眠る
移りゆく四季の季節　とどまることなく流れる日々
それはいつだって　同じ瞬間などなくて
二度と戻らない時間は　誰だって同じで
等しく　刹那に　残酷だからこそ　美しくて
春は舞い散る桜に泣き...

　「はじめまして」とボクの手を取り
　笑ったキミを覚えているよ
　楽しい時も、悲しい時も
　ボクらはずっと一緒だったね
　だけど次第にボクらの距離は
　離れていった。ねえ、気付いてる？
　これが大人になるというコト？
　なんて寂しい事なんだろう……
　薄暗い　部屋の中
　キミがまた　ボクの元...