イチオシ作品
最近の投稿作品 (87)
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ラストウィンター
夕暮れを見上げて
もうすぐ夜にかわる
この瞬間が一番好き
背中越しに見てた君の姿
何故か切なくて
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日々
今日も変わらない毎日を
過ごして嫌になって
それでも続いていくこの日々を
ピースサインして
こんな日も悪くないと
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story
物語の最後は
ハッピーエンドって決まってる
未来へと紡いでく自分だけのストーリー
色とりどりの言葉
その一つ一つは
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∞
屋上から見るこの景色は
白い鳥たちが今飛び立っていく
理想にはまだ程遠くて
現実はこんなものだと
それでも目指しているもの
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future song
大丈夫心配ないなんて
それは口癖で
でもその言葉に何度助けられただろう
まだ見ぬ世界は怖くて踏み出せなくて
一人ならきっと諦めていた事も
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淡雪
ねぇこんな寒い日にはさ
きっと雪が降るよなんてね
見上げた横顔
つられて一緒に見つめていた
白い息をはいて
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散り花
空が近く感じるこの季節に
よみがえるのはあの日の記憶
忘れられなくて
優しい月明かりが足元照らし
静かなこの夜にただひとりだけ
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不器用
本当のことはね
いつも言わないでいる
それをわかって気づかない振りをしていたんだ
今日のことはね
ふたりだけの秘密だよ
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シャボン
パチンと弾けた
僕の周りで
半透明な泡のなか
君と目があった気がして
このまま遠くにどこまでも行けたら
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セミの声
セミの声がした一瞬で
引き込まれていた夏の世界
ああ、何度でも聴いていたいと思うんだキミの声は
駅のホームから
見上げた空は白く
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童心
ほらまた知らないふりした顔で
あっち向いてホイなんて
子どもみたいで
そんな君の顔を笑って見ていた
まだそっぽむいたままで
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I need you Love
I need you
いつもどんな時でも
私を褒めていてほしい
I miss you
ずっと変わらないままで
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Insight
声が聴こえたどこまでも遠く
悲しく響いていた
足跡辿って目を閉じればそこには何も無い
微かな希望さえ見つけられずに
ただ立ち止まっている
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アクアリウム
弾けとんだ一瞬
魔法みたいな世界に惹き込まれていた
自由に泳いでいるクジラは今日も
楽しそうに笑っている
その刹那僕は
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夏の日
最後の夏が青い春を連れてきた
どうにかなってしまいそうなほど
胸がドキドキって鳴った
その音は花火にかき消され
届かないまま
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のこったもの
大きな雲流れた
いつもの帰りの景色が
まるで別の世界のように思えた
隣にキミはいない
だからもう、そうだねって声も