タグ「オリジナル」のついた投稿作品一覧（11）

長い夜が明けた 星がまた結ばれてく
僕は 東雲の美しさを 心底嫌う
太陽みたいなアイツを 囲い
生まれた塒を 嗚呼
周縁 息を殺して 紛れている
質も量もないから 誰も彼も僕を
鰾膠もなく 置いていくの
一生ずっとこうなんて 引力を与えてよ ねえ
こんな歌くらいしか僕にはないんだよ
覚えらんない 顔...

疲れた どんな顔で どんな声で
って疲れたんだ どんな言葉 どんな温度で
なんてやめだ 一人反省会もやめだ
冷めるの待つくらいなら ペンを執って紡ぐオトノハ
…ところが 小生は小心者
のくせに他人にどうしてか興味を持つ
それは正直 ただの好奇心 かも
俺になくて君にある全てを取り込もう、と
創作と...

1A
ああ ほらまたどこかで 星は生まれ育ってゆく
ああ 明日も誰かに 追い抜かされるだけだ
1B
あの眩しい朝のビル群も ただ見慣れた日々の風景に
駆け出した心の高鳴りも もう思い出せなくて
倣うのに慣れた日常に 孤独な三日月が無情に
無力な僕を照らす

1S...

揺らいだ陽炎 ぼやけた日々
開けかけたサイダー 空へ溶けてく
惰性の鎖で 繋がる僕らは
幽かな終わりに 勘付いてた
物憂げな　君の目は　どんな未来描くの
数年後　もっと後 忘れないでいてよ
街を抜けた展望台 触れ合う肩の淡い距離
なんでもないような 真夏が息苦しいや
君が指した前方は...

1A
石畳に響く音は
行きに比べ半分に
二人で見るはずの花火が
見下ろすように闇を葬った
2A
どれだけ耳澄ましても
聞こえることのない跫
まだ賑わう背中の向こう
貴方は今 誰 想ふ...

1A
星が綺麗だね
白いワンピース靡かせ
微笑んでいた君を
今更思い出すなんて
少し見ないうちに
君は三原色の中
赤青緑の輝きに変わってた
1B
扉で閉じ込めた踊り子たちが...