タグ:梵語シリーズ
7件
喜びは山吹 愛は紅 別れは群青 再来は新緑
盲目の化け物に問う 破壊の意味 秘める正義
冷えた民に問う 孤独の喜び 幸福の卑しさ
望まないのなら何故掌は固く閉じて
血を滲ませているのか
時間は藍 思い出は紫 悲しみは臙脂 怒りは暗黒
物言わぬ大地に問う 自滅と復讐 その先の世界
今或る自分に問う 覚...我-GA-
出来立てオスカル
底なしの沼にはまったら
足を千切って這い上がれBaby
教えは乞うのは恥さ てめえでくらえばいいのさ
渡りきった橋は確実だから 今だ 跳べ
あの冴えきった 赤空 溺れる
命の期限が近づいてる 走れ 今こそ己を叫べ
彼方でまつ娘 守りたいのなら 己が全てを賭せ
幻 人生 澄んだ毒 聖なる悪魔 空飛ぶ魚...獄心
出来立てオスカル
逃げ惑う
果ての誓いに火を点し
裏の道だけを走る
もう後戻りは出来ない所以
青黒い天を仰げば込み上げる理解できぬ何か
悟りを排他 後悔すらも握り潰し
愛したものも忘れた時 鬼となる定め
揺れる風に逆説の唱和
涅槃を辿る足跡に見出す物は皆無
遠き記憶へ回帰すれば...唯識(ゆいしき)
出来立てオスカル
一夜の過ちは雪洞の下にて候
輪廻には背徳が仄仄
過ちの数だけ鈍く照り輝くと謳う
疑念、その先の視点までブレさせる
終わりの無い不埒が苦痛を増やし
今の自分を省みて後悔
五臓六腑に染み渡るその流水、
毒素微かに嗤う 止めどない後悔
そして再び積み重なる後悔
それこそが勇敢なる砂上の楼閣...死有(しう)
出来立てオスカル
癒せない苦しみが
胸に焦げ付いて
Ah…獄心と成せ
破滅を誘う異端の針
墜落した奇人のdaybreak
既に浸食
砂の色すら疑う
篝火に焼かれた...波羅蜜(はらみだ)
出来立てオスカル
磔の夜、梵鐘が鳴り響けば大地には風が吹き渡る。
二つめの棺、見透かすかのような傀儡(かいらい)。
業(かるま)、掻き消すようなhoma。でも染み付いた汚れは二度と落ちず、さまよう針山。
今更縋る釈迦三尊はただの石で、追い詰められる俺は叫ぶ
「sukhavatiなど存在しない!今こそ悟れ」
何故生きる...訴歌(そか)
出来立てオスカル
色、失うが故の喪失感
色、是即ち、空なりて
望みもしない呼吸の日々
虚無の果ての悟り
観れるはずのない未來を夢見て
吐き出した文字の数だけ 拙いだけの汚れた非現実思想
もう恐れない 神などいない 狂い焦燥幻想夢想 死の部屋
仏の死に様を焼き付けろ 二度と手に入れがたし 悟り 快感 この眼に
欲望の茨...色、是即ち、空なりて
出来立てオスカル