タグ:椿
13件
○優しい祈りを
幾つ重ねたなら
平穏訪れるの?
待ってる…
待っているのに
○無愛想で愛おしい
黒猫が傍で眠る
貴方が居るだけで
微かな幸せ見つけられる
○赤いリボンで結んだ...椿と黒猫
古蝶ネル
<A>
雨(あま)降る街 こだまする
哀しき 唄声(こえ)は届かないの?
貴方は いま何処(いずこ)に居るの
香り無き花の切なさ
<B>
此処にいるからねと叫び続けて
濡れながら舞う紅(くれない)の花
<S>
椿にだって香りはあるのですよ...『君想うや唄時雨(うたしぐれ)』
Note_絵師・動画師
夕暮れの少し前 落ちる花を見ていた
赤く溶けた風景にも とげとげしく光る
試みといたずらに 迷い続けていた
追いかける針に怯えて 苦痛を咲かせて
ただ流れて消えていく 誇らしげな姿
色が褪せて朽ちるのに 何故こんなにも可憐
空に浮かぶ月に 願いが届くのなら
体全て預け 命をなくしても
明日叶う夢が ...恋椿
ごず。
白は深深と降り積もる
普く色を奪う為に
静寂を迎えて凍える空は
無為に蒼褪めた儘
滴を背に此の身零ちる
惑う火影に耀う
騒ぐ風に吹かれて落ちた
寒椿
滴を背に淀み光る
迷う水面に漂う...紅涙寒椿
朝飛 縁
春 それは夢見る季節
春 誰もが華開く季節
春 ただ彼方を待つ季節
紅い 紅い 私は華椿姫
美しき生涯は短し
麗らかな陽射し浴びて
汝の為に輝かん
長い 長い 刻の中
丸い 丸い 蕾の中で
彼方に会うのが楽しみだった...華椿姫
矢尾田亜紗美
桜通り君を置きざりにしたままで
僕はまだ忘れられない
心のどこかでは
「綺麗事だよ。」と
言える薄情な自分自身
君が僕に残してくれたのは
あまりにも小さすぎて
この目にはもう見えない
道のり歩みを止めた
それでもどこかに...椿
(ぬωこ)@依頼休止中
あの長い川がすべて
凍る夜なんてないから
向こう岸へは行けない
貴方にだって逢えない
それでよくて
黒髪だけが伸びきって
すっかり影絵のように
変わり果ててしまって
嗚呼なにが悪いの
この目にも唇にも...左岸の華
吹憐
冬の日、君想ふ
雪は落ちて刹那に消える
何と儚い最後だろう
ならば我は
散ってもなお
気高く咲く椿のような
最期を迎えよう
白の積もる庭に赤を咲かせましょう
花言葉に想いをのせて
静かに花を開かせましょう...【曲・イラスト】冬の日、君想ふ【募集】
珈琲(もか)
あんたの心はどこにあるの?
耳元、香る、足音、気配
そんな言葉は似合わないや嫌
庭園 咲いた椿落として
延々 泣いたあの子残して
庭園 落ちた椿手にして
永遠 おいで私庭園
だってそうでしょ
私に夢中
違うの?いいえ嘘だわ...椿、庭にて首より
けーやま
薄紅の桜のように
私を愛でる人はない
ただ独り貴方を想う
…それだけで
冷たい瞳も知らぬふり
あなたの他にはいらないの
誰にも愛されない
私は 椿の花
声を殺して 落ちてゆく
咲かせて 散らせて...椿ノ花
いづみともこ
艶のある肌を伝っていく水は
どこか切なさをふくみ落ちていく
苦しいくらいの青空に赤が映える
そろそろ椿も散る頃ね
貴方といた日々も楽しくて切なくて繰り返しばかり
そろそろ椿落ちるわね
ちりゆくすがたは愁いを持って
一時期(ひととき)を終え、思い出は貴方にたくすわ
一字一句忘れないで
『椿 落ちないで...椿
紗夜☆(紗音☆)
「椿ノ簪」
黒須朔夜
真白の花弁厳かに
ただ静かに並んで居る
哀しみに頭(こうべ)を垂れ
耐えきれず露は落ちて
菊、百合、薔薇の絨毯に
赤の椿が加わる
周りの白さに映えながら
一際の想いをたたえて逝くよ...椿ノ簪
揚げ餅P このもちさくや
La dame aux came´lias
彼女はそう呼ばれていた
La dame aux came´lias
その姿は何よりも美しかった
そしてその心も誰よりも美しかった
艶やかな赤い衣で身を包み
潤む黒い眼で私を見つめ
その細い腕を外に向けて伸ばし
庭の椿の花を手折ってくれと囁いた
雪にうつむき...椿姫
えんどーまめ子