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(a)
記憶の底の笑い声
愛だ愛だと騒ぐ音
色を消す 
ゆびを向けられ俯いた
(b)
静まったココロ。嬉しい 寂しい 虚しさが残る
yesとnoが飛び交う ここは地獄の場
天使と悪魔の笑い声
ねえ ボクはなに...

あの日の空想は
何処へやったかな
煩いくらいに晴れた空
声が聴こえる
『ほらやっちまえ
僕の仇をとってくれ』
声のままに動き出す
操り人形失笑だ
愛玩切望生命体
私を愛してねぇお願い...

幸せになって
君はそう言った
だけど私は
前を向けない
励ましの声に
ココロが砕ける
何でこんなに
無力なのかな
来年の今も
一緒にいよう...

やけに煩い着信音が
私を壊してしまう気がして
電源ごと全部落として
ポケットにしまい込んでいた
パターン化した
定型文が積み重なって
私を責めてる
本日2度目のインフォメーション
目が覚めた午後8時
いつも通りの夜型生活...

今日もふわふわ
風船になって揺れてる
『そのうち』が口癖で
何一つにやり遂げたこともなくて
ふわふわふわふわ
漂うばかり
人の目が気になって
夜ろくに眠れなくて
そのくせ授業中はやけに眠たい
眠気覚ましにノートの端に落書きして...

微睡みにそっと目を閉じても
瞼の裏側の残像はきっと拭えないのでしょう
新しい春が来る頃に
私が存在(いる)かさえ定かではないのに
まだ貴方に縋るのかしら
指切りなんて随分と
粋なことをなさるのね
嘘でも真でも
惚れてしまいそうだわ
そうねそれなら...

左胸の奥に隠した
300gの僕の欠片
拾ってくれませんか
十分前に口に入れた
ガムの味なんて覚えちゃいないよ
確かな感覚欲しいだけだろ
吐き出してしまえばいいのに
出来ないことには訳があるのさ
電線に絡まった後味が尾を引いて
今夜は眠れそうにないな...

神様はイタズラのし過ぎで使えないし
君はいつだって空を眺めてる
コピペよろしい毎日で
そろそろ飽きてきちゃったり
閉じた目を開いては
絶望に眩んだり
安売りの愛情を求め
ニンゲンはみな群がって
お偉いさんの目論見通りでめでたしめでたし
そうなんでしょ？...

傷を舐め合っただけで治し上げた気になって
存在価値を正当化し過ぎて
もう居場所はどこにもない
廃棄性少年少女
人形みたく簡単に
捨てられていく
肩を寄せあうことすらも
赦されない
許してよ
僕らの罪は何なんだ...

白くなる空の度に
また希望をひとつ拾って
生きていた癖して
今は白くなる空に
貴方が連れ去られてしまう
ことが辛くて仕方ないの
ヒビだらけの器は
水を零すだけで
意味が無いの
分かっていたのに...

A
スポットを浴びて
笑みを浮かべて
台本通りの
『アイシテル』
恋に恋した
少女の末路
B
祭り終わりの
汚れた神社...

a1
水溜りを覗いて見たら
浅いはずなのに
底無しに見えた
虚無感の正体は
もう忘れてしまったが
吸い込まれたそこはただ
なんともない
"真逆"の世界だった
b1...

a1　
電線に絡まれた街を
一瞥
目を背けて走る
b1
生きたいと
足掻いていたのは
何時の話だっけ？
s 1
ああ...

a1
星々が落ちる街
ただ呆然と見下ろし
安息なんて望もうか
カミサマのいない空に
闇が見えた
一番星睨んで　
セカイを憎む
どう足掻いたとしても答は
変わりゃしないのに...

吐き出した息を僕はまた飲み込んで
痛いなって
辛いなって
誰にも言えなくてさ
僕が吐いた言葉を
君は抱きしめて笑って
大丈夫って吐いた嘘
拭って挙げられなかったね
切った指先からは
若干の血液と...

A1
猫も杓子もみんな笑って
取り憑かれたように
決め付けられた わが道を
我が物顔で進みましょう
指差して揶揄して
嘲笑(わら)っちゃって
お高くまとまったふりしてさ
『化けの皮でも剥いでやろうか？』
B1...

A1
才能ないねってそんなの
自分が一番わかってるし
天才なんてそんな偶像を
夢見た覚えなんてないしさ
問題見る前から分かんないとか
B1
縛られたくないって言うくせに
縛られようとしてんのは自分じゃないか
C1...

滅亡が決まった世界で
足掻いたキミは真っ先に倒れたが
諦めた僕はまだ呼吸をしていた
皮肉だねまるで
僕らを嘲笑(わら)う人形たちよ
口惜(くや)しいかい？
泣き寝入りでいいのかい？
仇討なんかしちゃやらないよ
生憎僕は自分のことしか考えちゃいないからさ
泣くくらいなら...

頭のイカレた情報屋
イケナイ薬の禁断症状
真昼間の微温い酒
吐き捨てる猶予も無いらしい
プライベートはまるで無い
区切られた白い部屋
監視カメラは数十個
走れ足掻け出口は
作り出せ
自分の手で...

無理だって手放して
嫌いだって突き放す
何回繰り返してきたんだよ
そろそろ止めにしないか？
探したってみつからない
なら
独りに戻るだけだ
分かってたろ？
最初から
僕に陽の光は似合いやしない...

さあゲームを
始めよう
正解の選択肢
あなたは見つけられる
かしら
間違ったって構わない
そう思ってるなら
止めた方がいいわ
命懸ける気が無いならね
さあやる気が...

ピンクのネオン
目を背け
現在位置を見ないフリ
夜は嫌いだと叫べたなら
楽だろうな
欲にだらけの汚い目
鳥肌の立つような
作り笑い
そっと息を止める
どうせまた...

極論はパスして
背を向けて逃げたって
良いじゃないか
なんだって
僕のことなんか
知らないくせに
馬鹿みたいな端的思考
そんな綺麗事なんかで
生きてけるなんて
思ってるの？...

薄くなった傷痕
庇うようにして歩くんだ
ズキズキ　ズキズキ
幸せになっちゃ駄目だと
警告音が鳴る
知らん振りして
手を伸ばすと
はたかれるのが
世の常で
絶望するのも...

【 Compliant 】
目元だけ隠したアイコンが
やけにみすぼらしく見えるんだ
正解どころか
間違った訳すら知らなくて
予測変換の一番最初
それなの文字をタップする
つねに誰かの悪口の
クラスのグループ画面
自分の番に怯えながら...

言葉だけじゃ君をつなぎ止めてはおけないから　
もういっそ鎖で閉じ込めてしまおうか
罪悪感の痛みだけが首筋を刺激するんだ　
言葉の奥には嘘しかなくてさ
ひたすらに感情論が
頭の中渦巻くよ
僕は何がしたいんだ？
君に愛してほしいんだ
言えるはずないけどね
お涙頂戴の演劇なんか...

a1
嘘と裏切りと絶望で
約八割を構築されてる僕のココロは
指先で軽くつつけば容易く
壊れてしまいそうだ
僕に幸せを教えてよ
b1
痛み止めで薬中になっちゃった
それほどまでに痛いから
僕を殺してくれないか？...

目を開けるのが怖くて
ずっと眠ったフリしてた
目を開けたら全部
消えちゃいそうな気がしたんだ
どれほどに悲しくても
もう涙すら出ないんだ
どうやら壊れてしまったようで
廃棄対象の僕のことだから
きっととっくに狂っていたんだろうね
遠い昔のおはなし...

優しい　優しいきもちを
あなたに教えてもらった
あなたとの日々は
私の中からは消えないよ
ずっと　ずっと
優しいきもちでいたいよ
今はね　あなたに感謝してる
生きていてくれて　産まれてくれて
私を　そのあなたの手で
優しく撫でてくれて...

(好き 嫌い 好き 嫌い 本当は…)
君が好きだといったあの子
いまはもう嫌いの代名詞だ
君が好きだといいたい僕は
いつしか君のようになるの？
嫌だ 嫌いだ 嫌だ 嫌いだ
そんなの悪いけどごめんだ
嫌だ 嫌いだ 嫌だ 嫌いだ
君が嫌いだといったあの子
まさに今君があの子のようだ...