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ターンドッグさんの部屋の戸を閉めた後、なるべく足音を立てないで、かつ早歩きで自室に向かった。
その間、終始にやけ顔だってことは鏡を見なくても分かる。
廊下に誰か居そうなものだけど、そんなの気にしない主義なんで。
鍵を開けて、さっき貰ったバスケットのふたを開けてみる。
バスケットだけには気遣っていたの...ちびLilyちゃんとレッツ・腕相撲!
すぅ
「はー…」
九月に入って数日経ったある日。
少し頑丈になったドアにもたれかかり、私は呟いた。
「…暇だ」
さっきまで勉強をしていたはいいが、だんだん手が痛くなってくる。
あと、単純に飽きただけである。
だって背中も痛くなったんだもん(理由になってない)。
というわけで、やることがなくなったのである。...夕暮れ時【かなりあ荘】
ゆるりー