honorary_chairmanの投稿作品一覧
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遠い縁を求めて
過去を追う
星と星の間にあるそれが
遠い距離を思い出させる
今がそのとき
先延ばし屋なのはわかっている
それでも遅くはない
面倒なことは置き去りにして
でも遠すぎる!
遠すぎる!...移動できない
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組織を守る下っ端の
正義の味方
世界の環境守るため
似たようなゴミ
作っては投げて
お前さえいなければと
お前さえいなければと
何度も複製され続け
ガビガビの肖像
睨み続けている...さよならリサイクル
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最初はこんないい加減な人
関係なんてないと思っていた
それなのに
奔放なあなたのペース心地よくて
ぐいぐいと引っ張られて
惹かれていく
悲しみもあなたとなら
少し頼りないけれど
多少不満もあるけれど
大丈夫...カッティング・ダッシュ
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まるできみのいうことがぼくにはさっぱりで理解できないよ
道を極め走り叫び嘆きもうなんだか理解できないよ
得体の知れない孤独で寂しげな
手のひら見つめていつでもスタンバって
知りたい
わかりたいよ
いつだって
いつだって入り口は開いてる
そして知りあうことはできるけれど
けれど知りあうことはできるけど...知りたい
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なにもない砂漠
歩いていたはずが
いつかたくさんの
想い集いはじめて
ああ 月を
ああ 歩く
なんだか ここには
ひとが多すぎる
ひとが多すぎて
気持ちが悪い...ひとが多すぎる
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憧れや思いの丈比べたとして
なれないさ
その誰かは
進んでしまう
今は夢を見ていて繭の中で
静かな胸
熱をもたないで
眠りにつく
今はまだただひたすら静かな内に
秘めたものたどり着けず...紛い物
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雨が降れば
消える視界
揺れる気持ち
振れる針が
足掻く時が
戻るように
触れた気持ち
暮れる街が
氷が溶けはじめて
一緒になりはじめて...ミメーシスの牢獄
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あの日みた魔法の葉っぱとか
いつかみた鮮やかなキノコ
みんなみんなしあわせになるの
ケミカルで心が躍り出す
人はつらいこともあるけれど
まだまだ捨てたものじゃないから
魔法が使えたあの頃
よろよろ
妖精さんの囁きに
魔法使いの幻惑が心地よく...Yoroyoro
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暮れた街並みは遠く
眠りの時間は近く
何かの声夢の中で
ささやいているみたいに
僅かに聞こえる
夜の風息をひとつ
溶け込んで
きみのなか
しずかに今入り込む
心の中...誰かの夢の中のささやき
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きみの声を聞きたくて
深く深くまで落ちてゆく
身を委ねながら狭間まで
浅い夢の中小さな飛沫が
落ちて消えてゆく寂しさに
☆
ささやいて
きみの声を聞きたくて
ここから今飛び込めば
きみの夢をみていたい...滝壺とささやき
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使い古されたシンデレラのお話
ちんぷんかんぷんな変身とメイクで
夢みてる空想の内側
今日もまた死んだ顔のあなたが
晒してる薄気味悪い姿
鏡の前ポカホンタス映ってる
悪役のバイキンが毎日
やられてる 自由の番犬たちに
公平と公正は口だけ
夢みたいあなたには眠りが...暗澹
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わたしみんなの歌姫
いっぱい知らない「友達」が増えて
わたし電子の歌姫
カップラーメンの値段上げるのが趣味
オールバック
カムバック
牧歌的なストーリーも
賞味期限切れで不味くなった
得意のコラボレーションで
セルフブランディング盛ってゆく...日清戦争
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世界中を旅したその瞳
誰かを動かした衝動に
富と名声に溢れたその手で
あなたを悲しませたくないから
「大きな物語」聞かされて
破壊の衝動に駆られて
命が消費されてしまう前に
あなたを守ってあげたいから
だからおやすみ
いますぐ眠れ...今すぐ眠れ
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空想労働者
はいッ!
計画性ないから
順序も全部逆回り
気合だけは十分で
なにかにつけちゃ気取ってる
お気楽アタマ皮算用
腐った「データベース」目掛け
それしかできない渾身の
俗物根性注いでる...空想労働者
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寂しさが駆け抜けた
昼下がりの窓辺で
思い出すよ昔のことを
波にのまれて
愛を奪い合う
崩れる理想に
身は削られて
世界は広くて
ひとりになれない
錆びついた頭だけ...老害讃歌
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約束の日に遅れてしまうのは
きみの喜ぶ顔みたいから
約束の日にきみがもう来なくて
ぼくが泣いているのはどうしてかな
今でも
I Want To Meet You Again
And I Know It Cannot Realize Forever
So I’m Feeling Sad
あの頃のぼ...I’m Feeling Blue
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「イカサマ」なんてそんな言葉は聞き飽きて
秘境への Drive
花園へ Dive
Everything's Gonna Be Alright
I Know What To Do In The End
言葉に出すだけじゃまだまだまだ
You Should Know What To Do To Me
身...Road Rolling
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朝顔咲いた頃
南の風は少し
暖かいけれど
偽り感じてしまうから
祭の空に何を見るのかそんなことも
わからないよ
堕ちてくる空に
膨れ上がる朝顔の花
九つの青い炎空に
降りそそいで...まつりとはなび
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ちんちんちんちんちんそうだん
富士市を走るぜちんそうだん
遅れてきたぜ世紀末
中年走りのちんそうだん
ご近所爆笑回覧板
構って欲しいの?話聞こっか?
(タッピング奏法)
ちんちんちんちんちんそうだん
ゴキブリ扱いちんそうだん
遅れて吹いた湘南の風...珍走団のUTA
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魂だけ浮かんで消えるこの場所から
足のつかない地上を眺めて
取り止めのない疑問は浮かんでは消えて
なにも変わらずいることわかって
浮いては沈んで足が
地につかないままで
浮いているよいつだって
浮いているよどこだって
ついては消えて少しも
落ち着かないままで...あわぶくゆうれい
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Pop Style貫いて
落ちるときにはカンタン
Easy to fall
張り裂けそうな緊張の中
ふざけた歌詞にふざけた歌
あたしだけがCrazy for you
きみはいつだってモノホンの「ばーか」
それでHipにしてもHopして
大衆迎合もいいところ
素直になる傾向もないなにもない...Easy To Fall
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指先絡めたらきみの気を惹こうとして
余所を向いているふり 気のない返事
そんな駆け引きではなにも分からないでしょ?
振り向かせたいのに気持ちがわからないまま
宵の空にふたりとり残されたら
曖昧な境界には沈黙の時間が過ぎ
探りあえばふたりの距離は離れて
曖昧な感情だけどこまでも続いてゆく
暗がり灯りが...14歳の恋愛
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媚び媚びの態度使い
頭の悪い歌詞書く
風になびき塵芥が
空気清浄機の中
クリーンルーム
綺麗な空気
淀みまどろんで
汚れきったその身を綺麗に浄化して
出直すんだ
キミのこと心配しているのさ...Mind Your Own Business
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まどろみの中手探りで草むらをさがして
なくしたもの失いたくないから
ぼやけた世界
指先ふれると
うつろに変わる
これは夢
届かない
うまくいかない
それでもさがし続ける
遠くまで...まどろみの草むらで
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我是中国人、你呢?
Japanerin!
何かを変えられると思っていた
実際ものの3秒で世界は変わってしまった
実際平らにするだけでことは済んだんだ
そして今日もどこかで工事は続いてる
悪路も霧も霞も蹴散らし突っ走れその道を
道がないなら黄色い愛車で切り拓いて行くのさ
これからも
あの頃聞こえていた...パレード
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激しい雨に心うたれて
時雨に濡れる花びら
聞こえる旋律
行く川の流れは絶えずして
ドラマチックな連続
それもまた泡沫
星の見えない夜は
ひとり思いふける
強くなる雨音と
深くなるため息...秋空のレガシー
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ショッピングモールの店員が
腐った魚を野良猫に
それを正義のヒーローが
大義名分掲げて追い回す
本末転倒のこの社会
ゴキブリだらけのバックヤード
飯も食えない給料で
怖い目をして踊り出す
神も天皇も仏もいないこの街で
何もかも消えてしまえばいいのに...Hill Crop Town
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アーニャ ぼくの愛しいきみに
この声が届いているでしょう
あんな男たちとつるむのはやめて
どうかぼくだけをみつめて
暑いロシアの夏の昼間に
何度も何度も身体重ねて
僕らまだ始まってもいないけれども
どうかぼくだけをみつめて
ぼくがきみのこと いちばん知ってるから
ぼくがきみのこと いちばん愛してるか...Аня
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宝石のような未来のかげ
どこまでも追い続けてみたら
今はまだ石ころだとしても
やがてほらかがやきだすからね
長い尾を引いていくかげがかたちをもち
目をひらくその先姿を現して
やがてすべてがかがやきにみち
おいかけたかげはなりをひそめ
うれしさとよろこびにみたされ
世界中きらめきにみちて...未来ジュエル
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紡がれてゆく音花束になって届け
時が経つのをただ眺めるだけで飽き足らないなら
その手でミライの扉を開いて新たな世界へと
そうさ
散らばる花々たちを
バラバラの音たちを
纏めてブーケにして
真っ青な大空へと放り投げて待つんだ
沸き上がる情熱を
何度でも何度でも繰り返し繰り返し...未来ブーケ
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