最初はこんないい加減な人
関係なんてないと思っていた
それなのに
奔放なあなたのペース心地よくて
ぐいぐいと引っ張られて
惹かれていく

悲しみもあなたとなら
少し頼りないけれど
多少不満もあるけれど
大丈夫
スカートを翻して

ふたりでいると
もう孤独じゃないって分かるから
何気なく吹いた風や
青空の太陽も
特別に輝きだす
そんな日常に彩りを与えてくれる

あなたが好きなの

孤独に苛まれていたときに
あなたは手を差しのべてくれた
あふれてく零れてく悲しみが愛おしさへと
いつからか変わりはじめていたのかな

よろこびもあなたとなら
冪乗で
素敵に広がるから

本当はこんなはずじゃなかったの
今ではこんなに想い重ねて不思議なこと

ふたりでいると
もう孤独じゃないって分かるから
何気なく吹いた風や
青空の太陽も
特別に輝きだす
そんな日常に彩りを与えてくれる

これから先はもうコドモじゃないって分かるから
少し鈍感なそんなところは癪だけれど
前を見て歩き出して
そんな日常が過ぎていくの
でも変わらず

あなたが好きなの