イクラ電線の投稿作品一覧
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(サビ)
消えてしまえよ炎天ひらり
白いハンカチの雪が
季節外れ 一輪 高架下
ナズナみたいに笑う
(A)
犠牲を伴うのなら
私が、と手を挙げるのは
半分本気じゃなくて
残りは弱さが故に...ナズナ
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※
やあ 初めまして
とりあえず よろしく
(A)
「難しい」と「分かんない」で
片付けないでくれるかな
こんなモンじゃないからね
君はよく知ってるハズさ
(B)
どんな声が聴きたいか...I to I Dear+テト♪
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※※※※
※※※
※試し
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(A)
「お届けモノです」
高い声は
いつものイタズラ
嫌いじゃないよ
会いたいと言えば
「ええ」と返す
いつでもおんなじ
期待通りで
(サビ)...寒天・ゼラチン(仮タイトル)
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迷宮のララバイ 絵
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類-Rui- 絵
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焼けて爛れて ひりひりします
ああ ああ があがあと
鳴いてみせたい醜さが
表現の自由 これみよがしに
しかし断線 バツの答案
証明過程は 簡潔欠き
つまり誰にも見せないラブレター
表現の理由 ここぞとばかり
しかし暗転 磁力反発
誤差調整は 暗中にて...なんかメモ
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(A)
理由があるに違いない
出来れば そうであれ
素材は同じ 違いない
出来だけ 相違あり
(B)
晩成ですらない
器になれない
(サビ)
我ら すか すか 穴だらけ...す。
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(A)
好きという気持ちほど
因果なものはないでしょう
愛という言葉ほど
恐ろしいものはないでしょう
(B)
貴方と出逢い
貴方を知って
貴方を見初め
貴方を求め...侵蝕-ある女の呟き-
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類-Rui- 未来の二人
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むかしむかしのことだけど
占い師さんに言われたの
「アナタの恋は観客ね
見ているだけで満足で
それより上は望まない」
何それ そんな人いるの?
恋も知らずに今の場所
追いつくだけで精いっぱい
電車の中でうとうとと
していたときに見かけたの...観客席の恋
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柿の木は 今年も たくさん実がなった
一つだけ 歪で 大きな実があった
夕暮れの空を
飲み込み過ぎた
木の葉が
落ちる
熟れすぎて 重そうな 緋が
北風に 揺れている
旅人も 野の鳥も まだ
落ちないと 背を向ける...去りゆく秋と柿の実
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荒れ地に降り立つ ライダースーツ
ハスキーボイスを 唸らせて
きらめく眼の 見据える先が
今日のライブ会場さ
背負ったギターを 弾きこなし
叫びを猛りを 歌に乗せ
嵐を切り裂く 彼女は そうだ
シンガーソングライダー
粗削りの主張 己のために
つむじ風とともに 駆け抜ける...シンガーソングライダー(HERO ver.)
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言わんとすることは
分からなくもないとうなずく
つまり 言わば やはり 要するに
何も残ってないんだろう
作者サンは誰かしら
意味が分からないとうそぶく
だけど でもね しかし といえども
何も書いてないんだろう
無いよ:ナイロン 切れてサッパリだ
無いよ:内容 矛盾オンパレード...内容がないよう(笑)
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行(ゆ)きずりの果実が ごろりと寄り添う 夜に
剥(む)かれては転がり 床まで散らばる 皮が
君は汚い赤
俺は汚い白
君は綺麗なイエロー
俺は奇妙な イエロー
こんなつがいも いいよね
なまぬるい 慣れ合い 重ならない
これはつがいで いいよね
とまらない きかない 溝は深い...カナリアの卵
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自転車パンクした
日曜の午後
まっさらに晴れた空
笑えない顔
みじめさに駆られて
人目 避けたがる
言い訳をリピート
歩きたいだけ
止まれの手前で 待ちぼうけ
夕焼け引き裂く クラクション...行く道すがら
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嘘つきは泥棒の始まりと
教えて貰ってすぐに破るでしょ
ずぶずぶ深みにはまった末に
行きつく先は泥沼かしら
本当って針のムシロなの
仕方ないから 避けるため
あだ名はホーベン
シャコー・ジレー
綺麗な服はうすっぺら
綺麗な顔のおすましさん...シャコー・ジレーのひとりごと
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荒れ地に降り立つライダースーツ
ハスキーボイスを唸らせて
外したメット きらめく眼(まなこ)
今日のライブ会場さ
背負ったギター 最強タッグ
どんなメロディも弾きこなす
噂の女性(ひと) そうだ彼女は
シンガーソングライダー
風に乗れ
叫び 猛り 粗削りの主張...シンガーソングライダー
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帰り道 乾いた空気
あったかいココアが恋しい
白い息 置いていきながら
早足になるローファー
交差点 君を見かけた
青色のマフラーを巻いてる
染まる頬 上がっていく体温
話しかけてもいいのかな
あと数歩
あと何秒...冬色リップ
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年の離れた姉さんは
母の代わりでした
まだ幼い僕の手を引いて
なんでもかんでも背負いこんで
年の離れた姉さんは
嫁に行きもせず
「何にも心配しないでいいの」と
僕の頭を撫でるだけで
あの襖の先が
姉さんの部屋です...化粧
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いつだって気にしてた
歩き始めた道は間違ってないか
後押しが欲しかった
信じたかったものは脆くて弱くて
正しい答えは欲しくない
貴方の考え知りたいの
間違っててもいいから
私に ねえ 教えてよ
貴方の中に湧き出た全てをさ
いつだって気にしてた...○×=○∨ ×の証明
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欄干から身を乗り出して
溜め息をついてみる
道行く人の歩く速さは 変わらない
駅の柱の陰に座り
動かずにうずくまる
道行く人は目線だけで 立ち去った
どんなストーリー?
ご都合ストーリー
「きっと違うさ 大丈夫」
こんなストーリー...一般役者人
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(A)
昼下がりの街角で 男がそっと手招きをした
「これは魔法の靴でね どこへでも歩いて行けるんだ」
(B)
足跡を残す
土という土に
白昼夢で きら光るものは
新品の靴と 瞳の奥底
知りたい 気持ちに
急かされている...labyrinth(応募用)
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権力者ほどがめつくはないから
金は欲しいがある程度でいい
愛し合える相手一人いればいい
掌に乗るだけの欲しか持てない
人並みに平和を望んではいるの
ラブアンドピース
争いの無い社会を
その中で一つ
たった一人だけに 一匙の不幸を
与えてくれませんか...種
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地面に映る
影
影
アスファルトを黒く 黒く 染める
水面に映る
影
影
水鏡をえぐり えぐり 揺れる
怖いよと目を覆っても
そこにほら いるよ...影
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手帳を買ったのは 予定を書くためじゃない
はつらつと生きているあの子の真似だった
愚痴こぼしながら 悩みもなさそうに笑う
手元の派手な手帳の気持ちが知りたくて
何が楽しいんだかと頁をめくれば
鬱陶しい色で空白の日付が並ぶ
あなたと私とじゃ 上手くいくはずがなかったね
あなたにとって毎日は七色だから
...手帳
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小さな世界で 私ね 透明人間になったの
なのにみんなに見えるんだって
不思議ね
小さな世界で あなたは 強い勇者になったの
なのにこそこそしてばかりで
不思議ね
私を見て 惨めだと言いなさいな
あなたが書いた勲章を掲げてあげるから
よく笑うあなたが可笑しくて仕方ないの
泥棒ごっこに 御執心なんて...虚勢(仮)
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出る杭は打たれます
出た分の倍だけ打たれます
そして たまに 誰かが 気がついて
不格好なそいつを笑います
「指されたから」と仕方なく答えて
言いたかった言葉が息を潜めた
私はここにいるのに
叫びが 気道から吹き出しそうだ
体液が隅々まで亘(わた)る むず痒さが
理性を呑みたいと急かしてくる...パトス
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(A)
君は赤い蝶を見てる
ここじゃありふれた蝶を見てる
「採るも捨てるもご自由にどうぞ」と鼻で笑われた
君は赤い蝶を見てる
ここじゃ珍しい蝶を見てる
「貴重ですからもちろんいい値ですよ」と媚びて笑われた
(S)...赤い蝶(改定版)
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雨
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