タグ「v_flower」のついた投稿作品一覧(18)
-
逃した魚の丈、嘆いてみれば
揺れる水面を覗き込んていた
流る木葉見て何を想うさあね
御塩は少々と粗目はわんさと
一晩、漬け置いて染み込ませ
一切有情(うじょう)属することも叶わず
唯、不貞寝(ふてね)しているだけ
それでも「いいよ、いいよ」
判っていますとも言葉足らず
単調な調「いいよ、いいよ」...【歌詞】木通を嗤ふ /v flowerと初音ミク
-
【声無】木通を嗤ふ / v flowerと初音ミク
-
ご覧この目の前の細道が刻下二つに分かれているの
そのいずれを選んだなら もう元に戻れやしないな
試すでもなく無難を寄せ合う日々 代わり映えない
次の身体へ変わるたび、無垢な想いが零れてゆくの
教えてよ、未来って奴はどんな顔をしているのかを
足搔けども、期待ってもんとあまりにも違うと云う
これからも...【歌詞】矮星を纏ふ / 初音ミクとv flower
-
【声無】矮星を纏ふ / 初音ミクとv flower
-
今宵も雨降りぐずづき模様也
泡吹いてにたにたりって
此世は駆け引き情けは無用也
からまって、くるくるり
丁か半か口から葉っぱか
へべれけまみれ貴賎群集
頭も尻尾も順に飛びゆく
張ってそのまま張ってよ
一向聴じゃ、詰めが甘い
淡々たんと煽れば八卦と...【歌詞】賽の賭け目/v flower
-
【声無】賽の賭け目/ v flower
-
蹌踉めく柘榴
熱はいらない冷えたままでいい精神も身体も
都塵の渦に、呑まれ揉まれ消えてゆく訳なく
積もりゆく草案を 火鉢の余燼に投げつけた
後悔や未練なんかが殊更に臭った煩く纏った
「 実ヲ吸ウママ、虚ヲ吐クママニ 」
何でもない夜に佇んでは霞む姿見焦付く蒙昧
淡い願いは蜃気楼でも、泡と弾けて散...【歌詞】蹌踉めく柘榴 /v flower
-
【声無】蹌踉めく柘榴 /v flower
-
天鵞絨の泡影
虚無(にひる)な表情を湛えた片言隻句(センテンス)
俯瞰(パース)と煽動の遠近法は無意味(ナンセンス)
小さき脳髄で、地球儀を解読
将に、上面の青二才の書生論
「知恵」の溟海に、沈めども
游がねば畳上の水練に程近し
のまれてみて、おぼれてみて
息継ぎくらいは覚えましょう
そんな前提だっ...【歌詞】天鵞絨の泡影 / v flower
-
【声無】天鵞絨の泡影 / v flower
-
爆破して黎檬
まあ、別になんてことはない
何もかも厭になって、逃げだしただけ
そう、別に大したことない
人様の振りをするのに疲れたんだ
待望の情景は想像とは違った
所詮は虫籠の範疇みたいだ
不吉な予感は合点がいった
掛けた鍵を沈める
熟れて売れぬ果実は既に...【歌詞】爆破して黎檬
-
【声無】爆破して黎檬(葵菫篇)/ v flower
-
落伍の涎は鴆毒
貴方は全てを知っていたのだろう
当に時間は過ぎてしまったことを
安閑(あんかん)は見事、朽ちてしまいました
果ての淫雨に抱かれた罪を知るの
「 モンダイハナイデショウ 」
きっと宿世を恨んでしまうだろう
故意に憑かれた「平生の不養生」
まあまあ、尽瘁(じんすい)なんて報われまい
それ...【歌詞】落伍の涎は鴆毒/初音ミクとv flower
-
【声無】落伍の涎は鴆毒/初音ミクとv flower
-
慇懃さ蟇道中
BPM 124
天つ水 仰ぎて待つに 現し身で
ながき世にきく 蛙鳴蝉噪
霧雨・桜嶽・宵の淵 主盗郭公の物語
筆効(ふできき)濃淡に止払(とめはらい)黎明即起すら拒めない
慇懃きらい好い気なもんだ不成者でも
須臾(しゅゆ)の存在 所詮流行りの道化者だと
群がる無粋と無節操共よ 黙れ...【歌詞】慇懃さ蟇道中/初音ミクとv flower
-
【声無】慇懃さ蟇道中/初音ミクとv flower
-
化蛇の幻肢痛
BPM 128
較べるのが嫌になって
康衢通逵(こうくつうき)を飛び出した
渺茫(びょうほう)さに怖くなって
憑りつく鷹が欲しかった
他人行儀を吐き出して
陋巷(ろうこう)さに潜り込んだ
鬱屈異臭が鼻について
草の根掻分け欠いていた...【歌詞】化蛇の幻肢痛/v flowerと初音ミク
-
【声無】化蛇の幻肢痛/v flowerと初音ミク