れっぷるの投稿作品一覧
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【A】
部屋の隅で蹲る私
閉じたまんまの白いカーテン
怖くて泣いて逃げ出した私
もう外の世界には出たくない
【B】
ある日ひとりぼっちの私の影が
ひょっこり壁から抜け出し笑った
「もしもぼくがこわくないならこれから
きみといっしょにいてもかまわないかな」...my monster
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【Aメロ】
思いは何処かへ 倦厭みたいに
世界はきっとさ 平等すぎなの
【Bメロ】
ね、あの、小さな星に
みんなで行ってみようよ
あの日の約束は今
果無の夜に溶けた
【サビ】
躊躇いなく歩いていく仲間が...タイトル未定
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【サビ】
ヘリウムガスを吸い込んで
声高らかに笑うのさ ねぇ
頭の螺子さえ緩ませて
君と僕の少しズレタセカイ
【Aメロ】
ガラクタのような小さな夢達
ブリキの玩具が動き出す
置き忘れた記憶の中を覗けば
世界は反転してブレる...ズレタセカイ
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とある月が綺麗な夜に
きみのこころ巣食うのは僕
ぼくはどんどん蝕んでゆく
きみのこころ蝕んでゆく
ねぇ君の好きなものを教えてよ
僕もそれになれるようにするから
僕の声が息が存在がいつか
君の恋心にキスをする日...恋心浸蝕説
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自画像【僕がリンレンがいちゃこいてるのを目撃するとこうなる】
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ローリンガールタイツォンver.歌ってみた
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Aメロ
今宵は無礼講 何方でも此方へ
四肢を投げ出し 目を閉じませう
奏でる愛の歌 髑髏も涙する
そんな御伽を 聞かせて欲しい
Bメロ
愛とは何ぞや 愛とは何ぞや
問う声当てに ころころころり
七竈の炭 見せておくれや
炎に揺られ ほろほろほろり...壱ニの惨拍子
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Aメロ
夢を見たんです
君がいたんです
星を掴みます
そして消えました
Bメロ
囁かれた君の
儚い愛を
大事に抱きしめて
あの日を歌う...夢でまた
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Aメロ
最近僕に冷たくない?君
受け答えが適当で
そのくせあっちの男には
愛想振りまいて笑ってる
Bメロ
僕のこと嫌いになったの?
そんなことないって言うけれど
じゃあこっち向いて僕を見て
僕だけを見ていてくれないならさ...こっちを見て。
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海が大好きだった。
昔から、ずっとずっと。
僕にとって海は、生まれてから今まで僕を支えてくれる存在。
愛。僕は確かに、その感情を海に抱いていた。...海
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「恋が楽しい」なんて 馬鹿げたことゆった時期もあった
今じゃ考えられん そんな言葉を吐いたこと自体
キミは僕を裏切った だから僕はキミに嘘をつきつづける
この虚しさを抱いて 傍観する恋人ごっこ達
あいしてるって言葉はきっと
薄っぺらくて難しいものだ
ただ好きなだけの感情ならば
誰だって恋人になれるだ...あいしてない
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深夜、レンは名前を呼ばれた気がして、目を覚ます。
静まり返った部屋、教会。ただ響くのは、時計の針が動く音。
不審に思ったレンはベッドから起き上がり、もう一度よく耳をすます。
『レ…ン』
「………リン…?……リンッ?!」
レンは慌てて枕もとの鏡に手を伸ばす。
鼓動が妙に早くなって、汗がうっすらにじんで...影と鏡と光((タイトル仮⑥
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少年の新しい人生がはじまった。
レンはどうしても神を信じきることはできなかったが、それでも自分の償いのために、一生懸命に教会で働くようになった。
あの日から、鏡に写るのは暗闇だけだ。リンはもう鏡を覗き込んではくれない。
最後に見た彼女の悲痛な表情を思い出すと、レンは激しい後悔に苛まれる。
それでもレ...影と鏡と光((タイトル仮⑤
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息つまるその先に
君がいるそんな世界
何が欲しい?夢覚めて
そこからさ飛び降りて
僕が指を指すその先に見えるあの境界線下は推定10メートル?
生死わけるあのそのこのそこへ飛び込むめるほどに…?
口ずさむ 酔いしれる
甘いお菓子を一口ちょーだい
壊れてく 笑ってる
両手から零れていくね...クイックステップコントローラ
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次の日になっても、鏡にリンが写る気配はなかった。
名前を呼んで出てくるものでもないと分かっていたレンは、ただひたすら彼女が鏡をのぞいてくれることを願っていた。
初めてだったのだ。誰かに笑顔を向けてもらったこと、優しいと言われたこと、全部全部。
『レン』
鏡から聞こえてきた、少女の声。
レンはハッと鏡...影と鏡と光((タイトル仮④
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奥の奥の遠くの遠くに
僕は歩調を合わせたよ
君の中の空気の中の
幸せ悲しみ詰めた花
探す冒険出てみただけさ
君の明るさ優しさその先に
僕ははたして踏み込めるのかな
いつも君は笑っているけれど
僕の手はいつも君をすり抜ける
奥の奥の遠くの遠くに...旅路の果ては
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『私、両親と3人暮らしなの。お金はあまりないけど、皆で働いてるから何とかなってる』
「ふぅん…」
『私は畑で作業をしたり、採れた野菜や果物を売ったりしてるんだ』
「ふぅん…」
暖かい日差しがさす日。硬い地面に座り込み、鏡の中の少女と対峙するレン。
リンの話に適当に相槌をうち、レンはぼんやりとこれから...影と鏡と光((タイトル仮③
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それから数日が経った。裏道で、少年はジッと空腹に耐える。
老人を殺したナイフの柄を握り締めて。
僕はどうすればいい?
自問自答を繰り返す彼は、ピクリとも動かない。ただ、自分の足元から伸びる影を睨み付けるだけだ。
僕はどうすればいい?
重ねるだけ、罪を重ね。まるで溝鼠のように生きている。
僕はどうすれ...影と鏡と光((タイトル②
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何かを握り締め、走るその少年の瞳は、暗く、虚ろだった。
偽善をはたらき、罪を犯し、他を傷つけ、時に殺す。
全ては、生き残るために。彼は孤児で、薄汚れた裏道に住んでいた。
「また殺した」
少年はポツリと呟き、立ち止まって近くの壁にもたれかかった。右手に握り締めたものは、一週間は食事に困らないほどの金。...影と鏡と光((タイトル仮①
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「ねぇ、そこのお嬢さん」
猫が私に問いかける
シニカルな笑い浮かべ
まるで誘うみたいに
「ねぇ、そこのお嬢さん
生きているという悲劇
という概念がありますが
アナタはどうお考え?」
暗い夜道一人歩く私
夜の街 秩序は見当らない...猫と喜劇名詞((修正ばーじょん
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独り。 さみしいよ。
二人。 鬱陶しい。
三人。 疎外感。
四人。 多すぎる。
簡単に 説明すると
つまり この僕は
人間 自体嫌い な
結局 幸せなど
似合わぬ ただの人
仮面が 僕の横を...笑う僕
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「ねぇ、そこのお嬢さん」と
猫が私に問いかけたの
シニカルな笑み浮かべ
まるで誘うみたいに
「ねぇ、そこのお嬢さん
生きているという悲劇
という概念があるのですが
アナタはどうお考え?」
暗い夜道一人歩く私
夜の街に秩序は見当らない...猫は喜劇名詞
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空と宇宙の
海と陸の
好きと嫌いの
正義と悪の
君と僕の
ハザマハドコ?
そんな曖昧なラインを信じ込んで
人は皆基準とする...曖昧ハザマライン
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ねぇねぇアリス、君はどこから来たの?
ねぇねぇアリス、君はどこへ行くのさ?
そこはメルヘンな不思議の国なんかじゃなくて
現実じみたただの私の世界で
何一つ面白みのあるものなんてない
そんな世界で 自問自答。
私はどこへ行くのだろうね?
私はどこを目指すのだろうね?
目の前に広がる人生の参考書(みち)...エレクトリカアリス
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『お元気ですか?僕は元気です。
かなり長い間お会いしていませんが
お変わりありませんか?』
それは突然の手紙だった 懐かしさが込みあがる
昔よく遊んだ親友からの 久しぶりの便り
『前に植えた林檎の苗木
とうとう実が生りました。
あまりに小さくて食べれはしませんが
それでもあのリンゴの木...林檎の香りがする便箋
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天使がいた。
天使の仕事は、死んだ人間の魂を回収すること。
戦争、殺人事件、交通事故・・・
この時代には、人間が死ぬ理由なんざ、吐き気がするほど転がっている。
その天使は、気まぐれにソラを飛んでいた。...捻くれ天使と自殺少女
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飛ぶ、飛んでく、テクノポップ
口元から零れた戯言を
握り締めて、今僕は
階段今日も、上って下りて。...メランコリック・ランナー