ななこ

キレイな靴汚したくないから
砂利道はパス
横断歩道がない道なんて渡れない
そうやって他人（ヒト）が安全だって
位置づけた道を歩いてた
これは本当に自分の足？
糸は見えないけれど
何かに引かれてるみたいに
勝手に動く
自由って何？...

せわしなく流れる人の波
うまく乗ってやり過ごす
変わり映えのしないこの世界が
嫌いだった　少しだけ怖かった
どこへ行っても僕は独りで
誰も目を留めない
悲しくなんかないのに
涙が出るのはどうして？
ああ　何が楽しくて
僕はここにいるのだろう...

{サビ1}
ごめん
それしか言えなかった
最後に嘘は
つきたくなかったから
ごめん
理由は言えないんだ
愛しい君を
苦しめたくないんだ
好きすぎてごめん...

{A1}
君は花が好きだと
言うけれど
僕は嫌いだよ
だって君を
連れ去ろうとするから
{B1}
飛んでいかないように
細い腕をつかんで
僕は必死に...

{A1}
あなたの口癖
「大きなお世話だ」
「どっか行け」
「大嫌いだ」
他の子にはそんなこと
絶対言わないくせに
あたしに対してはいつも
わざと突っぱねるよね
{B1}...

{A1}
いつからだろう
あなたを思うようになったのは
わからない
いつの間にか
好きになってしまったの
その大きな背中に
よりかかる私
いつからか　あなたがいるのが
当たり前になっていた...

｛1番｝
大好きだよ
でも素直になれなくて
いつもケンカばかりしてしまうの
わかってるよ　でもいつもうまくいかない
あなたの顔見ると耳が熱い
ホントはもっと近づきたいのに近づけない
自分がとても嫌になっちゃう
可愛くないんだもん
胸が苦しくなるくらい...

[A]
初めて会ったとき　
君は僕に　名前をくれた
君がその言葉を
口にすると　
その瞬間　僕の世界は　
動き出す　回りだす
[B]
不思議だ　
君の笑顔ひとつで　...

{A}
空は一面雲に覆われ
無機質な灰色
色を失い朽ち果てた町
私は誰？
みんなはどこ？
冷たい風が嘲笑う
{B}
何もかも全部
消えてしまえ...

いつもすました顔して
ぶっきら棒に答えるあなた
今何を考えてる？
必死に読もうとしても
わからない
もどかしい
あなたのこともっと知りたい
もっともっと近づきたい
好きなの　大好きなの
破裂しそうなこの胸...

ずっと一緒にいたかった
君を守りたかった
なのに僕はいつだって
君を泣かせてばかり
苦しめてばかり
だけど君はいつだって「ありがとう」
そう言ってくれるから
笑ってくれるから
そのために僕はここにいる
君が幸せならそれで良かった...