’ｔ＠無期入院中の投稿作品一覧

あやふやなままかたくなに　振り向かない
　戸惑うだけで答えない　なんでダメなの？
言い逃れだけ　ずっと繰り返しで
　すっかり飽きれ果ててる・・・キスはまだ？
Now　let's　get　it　straight！
　待ちきれない、ホンキのあなたを早く魅せて
煮え切らない、そんなヒトに
　預けるものなど...

A
ささくれだらけ　指先が痛い
　序章はそう　まるでシンデレラ★
オカドチガイ　妄想、膨らむ
　夢見るあいだだけ忘れてる　だって、逃げ出したい
S
いまさら手遅れ　リアルが憎くて
ガラスの靴は　似合わないこの脚
　グラスが粉々、指は傷まみれ・・・舌打ちしてる
キレイゴトの理想なんてシンジャエ...

A
よくしゃべる唇に　ひかれたリップグロス
　イラつく仕草が好き、爪を立てて
A
つけられた傷跡も　まんざら悪くないと
　本音は言わない　まだ早すぎるね
B
塞ぐ口、キスで甘く・・・
　逆らって・・・黙ってる
S...

A
・・・あれ？
ほっと　かれた？
どっか　行った？
こっち　来てよ、
ソワソワして・・・
ジっとみてて
ふっと思う、
きっと　恋だ！
　あなたにだけ・・・...

A
街外れのテアトル　孤独に溢れて
銀幕のスターさえ　黙って　いる
剥げ落ちたポスターと　擦り切れたフィルム
まわり出す映写機が　映した　残像は・・・
　
B
無口な誰かの　人生譚（＝ジンセイタン）
　（味気がなくて　つまらない）
ひたすら続いた　愛別離苦（＝アイベツリク）...

A
いつまで、いつまで走りつづけるのか
　いますぐ投げ出したいよ・・・全てを
　
B　
ただただ繰り返す日々を
　終わらせたくなる時、空見上げた　
S
闇を引き裂いた　流星たち　流れる尾は
　いつになくきらめいて...

A
夕焼け空（ぞら）の下で　待ち合わせしたふたり
　間違えた場所で待つ　僕のこと叱った君
　
B
「今まで　何してたの？」って　どうでもいー　こと訊いて
　「そっちこそ」って返されると　答えに詰まってしまう
S
早口言葉になる僕の　鼓動は君より早くって
　呼吸を乱した君の　笑顔がちょっと憎らしくなっ...

A
宵に奏でた音を　纏いほのかな光を放った蛍に
　告げる詞は今や　遅し、君には届かずに　
B
夏の暑さは静まり　今吹くは
　風、秋の香運び来る
何故秋まで蛍は　生きられぬ？
　風、何をも答えずに・・・
S（↓「ゆく蛍より引用＋改変」）
逝く蛍　雲の上まで　いぬべくは　...

A
暗く眠る壌（つち）　光は差さぬ
銘（めい）無き墓へ　絡む蔦（つた）と葉
B
花は枯れ落ち、散り
水も涸れ　罅（ひび）入る（いる）
悼（いた）む調べは無く
誰も来ない　来ない来ない来ない
C
唄う柔（やわ）き声に　...

A
並べたカード、そのどれを引く？
　迷わなくていいよ、ほら！
A'
操ったのは　心だけじゃなく
　絡まるfate（フェイト＝運命）
A”
笑うjOKER（ジョーカー）、そのクチが言う
　”お前の本気、見せてごらん”
B...

A
餌付（えづ）けを　してもダメ、ブランドにも　興味なし。
素っ気（そっけ）無い　態度の　冷たいヒトなんだね
B
ペディキュアと　ドレス、お揃いの深紅（しんく）・・・
水浸（みずびだ）し　Gold　Fish
　　　　　　　　　（※ゴオルドフィッシュ＝金魚）
S
バスタブの中の金魚、　金髪（ブロンド...

A
高く響いた声に　合わせて歌をくちずさむ
僕がうまく歌えず　慌てる様子を笑った君。
B
その笑顔見たくって　わざと間違える
今日もそれに気づかないまま　
君の笑顔が愛しい
S
想い伝えたいよ　
・・・でも今は言えないからさ...

A
いま一本　だった道が　二手（ふたて）に　分かれた
　これからも　ずっと同じだと　思って　たんだけど
　
B
どちらがどこへと　向かうのか　そんなこと
　示してくれる　標識は　ありはしない
S
生きるため　やらなきゃ　イケナイことに
　まいにち　追いまわされて...

A1-1
たゆたう波間には　二つの渦模様
A1-2
いづくから出（い）で来て　いづこへと溶けゆく
B1-1
海・鳥見くだす、二つの眼（め）
　空より見おろす水面（みなも）が
B1-2
潮、呑み・吐いて描（えが）かれゆく
　その白、清く規則的...

AA
高く低く　空へ、空へ
重い服に　サヨナラして
B
鎖はずし　遥かかなた
CC
目指し進む　私たちは
白い比翼　はばたかせて
AA
すべるように　飛ぶの蒼を...

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝（↓読み仮名なし）
A
ラグナロクの終わり　神々の黄昏
翼のある　白き馬の背に
　兵士たちを向かえ　天空の城へと
　誘いゆく　白き寝ずの番
B
細き腕伸ばして、
凍える空気を　浴びてなお
ひるまずに　導掲げて...

A
おど　ろう　森の中
はなうた　歌って　あつめる実
　りん　ごが　赤い実を　たわわに実らせ
　揺れている
そっくり　金髪の
かわいい　双子に遭いました
　ひと　りは　髪の毛を　縛って一つに
　纏めてる　
B...

A
アンジオテンシン、血圧上昇
対抗製剤、オリゴペプチド
・・・
≒A×2：くりかえし≒
B
動脈の　内圧高く
カレ恋（こい）る　愛撫　夢見て
眠れぬ　夜（よる）に泌（で）る　
レニンの　脅威（きょうい）を...

投げかけるのは　黄色い声
カウリングした　黄色いボディ
　おそろいなのは　チームだから
　ペアルック？　マジ？　冗談じゃない!
照り返すのは　ヘッドライト
加速してゆく　血も沸くスピード
　隣合う　この応援席
　勝ちにいくのは　カレだけじゃない
スタートラインで　用意。恋の勝負
ライバル押しのけ　邪...

A
真珠の乳白（にゅうはく）の　
光さえも
死に絶える　暗闇（くらやみ）
琥珀色の魚（いお）の　
鱗（うろこ）流れる
水底（みなそこ）の岩山
B
頭蓋（ずがい）の眼窩（がんか）のよに・・・
窪（くぼ）んだ孔（あな）が　招いた...

陸を知らない、
陸を知らない鳥は
脚を持たない
パラディサエ・アポーダ
翼は紅く、
翼紅くひらめく
蒼に溶けない
パラディサエ・アポーダ
続く雲より高く　飛ぶ日を迎えて
明けの明星指した嘴...

A
水の底へと沈んだ　船が引き上げられた日も
空に浮ぶ水滴が　重く降り注いだ日にも
B
何も変わることなく　繰り返す日々を過ごした
心を殺していたら　迷わず済むと
C
定まった　形など持てずに
ゆらめきはずっと続いてる
いつの日か　抜け出せるだろうか...

A1
モノクロの部屋の上　いつも君を見てるよ
屋根裏の部屋の中　ピンクでデコってるのよ
A2
王子様夢見て　お気に入りのお話は
「眠り姫」なんちゃって…
眠れないのよ
B
君の寝息が　きこえはじめて
そーっと降りて　添い寝...

A
風に吹かれている　ひらめいたリボンがさ
予告したとおりに　帽子飛んでいく
”wau-wau（わうわう）”
B
Ah　砂の町で　くるくると踊る帽子はね
埃にまみれて　もうかぶれやしないからね
S
拾い上げ　ため息 なんてつけば　小さな手が
黒いドアを　指差し　「さあさ入りましょう。...

気兼ねなく　一人旅　　　
　すきとおる歌声と　チントンシャン
毛並みよい　三毛猫は　
　ピンと尾を立ててゆく　チリトテチン
「それご覧」　さきをゆく
　人の背を天神様　が指し示す
気がつけば　紅い頬
　握る三味線には　赤い弦（あかいいと）
振り向かせて見せようか（お前にできようか）
挑むこの勝負（ど...

播磨の印南野 ご出身
”おぉ、鬼おそろし”　誰が言うか
ここに停めよ　辻待ち車
白き手挙げれば　のがしゃせぬ
絣着物、襟巻きつけて
よそゆき、鼻唄、流行り歌よ
知らぬ殿御の首引いて
さあさ喰ひ初めたろか
鬼姫様、色深し
神・男・女・狂・鬼...

A1
「すぐにやらなきゃダメ」だって
そんなの知ってる　うるさいな
どれだけ頑張って
身を粉にして　働いたとしても
A2
「一番でなきゃダメ」だって
そんなの知ってる　うるさいな
どれだけ頑張って
すべて捨てて　働いたとしても...

A
錆びたはさみで伸ばした　
　大事な髪の毛を思い切り切る
寂びれたお店が二人の　
　思い出だなんて滑稽すぎるのよ
「別れを切り出す仕草が　
　大好きな仕草だった」だなんてね
好きになる人、大好きな　
　通販で決められればよかった
C...

”カレーのお姫さま〈あまくち〉”
1A　君が作る　カレーの　　甘ったるさは　忘れられない
　　君の味の　カレーだ　　そう、可愛い　お姫さまのね
1B　すごくたくさん作ってみたよ、けれど肉…ひ・と・り・ぶ・ん
　　君がいないよ？　だけどたくさん？　ど・う・し・て・だ・ろ？
1S　CURRY OF PR...

”カレーの王子さま”
1A　私甘い　カレーを　つくる　だって　辛いの　苦手
　　あなた食べる　私の　そう、素敵な　王子さまなの
　　　　　　　　　　　　
1B　今日はたくさん作ってみたの、けれど肉…ひ・と・り・ぶ・ん
　　あたなはいない？　だけどたくさん？　ど・う・し・て・な・の？
1S　CURRY...