タグ「切ない」のついた投稿作品一覧(7)
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始まりはいつの日だろう
もう思い出せないくらい遠く
綺麗に舞う花びらだけが
記憶にこびりついて
駆け出した日の僕は
希望を胸にただ進みだした
迷いも不安も苦しみも
何も知らずにいた
雨が降り始めて空が嘆いてるように
感覚なくした手を見つめた…...雨景色
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刹那に散りゆく雪よ
何を思ひて消えゆく
灰色の空が語る
遠い昔話
違えた約束胸に
今も待ち続ける日々
指切りしたあの場所を
忘れられないまま
風に吹かれて何かに攫われ
小さく震える君の心...雪瞬歌
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これ以上堕ちはしない
これ以上どこへ向かうというの
私は神に見放された
God, please please save me
月の光が淡く私を闇に映す
求めた訳ではないのに
涙があふれてきた
もう戻れないどこにも
許されはしないから
これ以上堕ちはしない...堕罪
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私は今日もちゃんと笑えてますか?
泣きそうな顔して笑っていませんか?
心に開いた穴は大きすぎて
氷よりも酷く深く冷たくて
もしも手を伸ばしたら
この手をとってくれますか?
通り過ぎた季節達は
私を置いて足早に駆けてく
こんなに望んでも月は私を
嘘と偽りの世界へ突き落とす...月
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大切なものがあって
失いたくないものがある
この手でぎゅっと抱きしめられたのならば
それ以上を望まないから…
一歩ずつ進むことに疲れたときは
立ち止まって振り返ったらいいんだよ
見えないかもしれないけれど
そこには確かに道があるはずだから
君の言葉にどれほど救われたか
僕の心に温かな明かりが灯る...たったひとつの宝物
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季節がまた巡って
今年も雪が舞って
手のひらにそっと落ちて
静かに消えていった
忘れかけていた薄紅の
鮮やかな記憶がよみがえる
涙も痛みも凍らせて
白く儚い粉雪たちよ
こんな傷つく終わりなんて
望んでいたわけじゃない...snow memory
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触れた二人の手のひらが
ゆるり解けたのはいつでしょう
消えかけた記憶の海の底
灯火で照らしては涙する
遠くで咲き誇った
花びらが私を呼んだ…
白く儚く舞い落ちる
まるで私の想いのように
もしも願いが叶うなら
もう一度だけ貴方に…...花霞み