タグ「曲募集」のついた投稿作品一覧(333)
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草木萌え 時代巡りし あけぼのの
蛸の脚 やまたおろちの 七股や
埃舞う 社訪ぬる 半夏生
天の裂け目に雷鳴が奔る
白と黒とが交わる空の上
龍が吼え 神が鳴る
今生の限りか
谷の底からあの声がする
一切をすべて塗りつぶす灰
荒御霊 御詠歌...半夏生
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A
夢の狭間から
漏れ出した幻想の少女が
雲間を縫うような
虹へ向け両手を伸ばす
A
人の眠る夜
密かに夢から抜け出し咲き
誰も知らぬ場所で
孤独も知らずに踊って...Magic Orchestra
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空を歩かん ざんばらの夜
目を見開かん 墓碑銘の傷
パナギアの音景
腹を見せぬか 首を切ろうか
象の泣く不夜城
毒を喰らうか 皿を割ろうか
ヌーヴォ・メタル
貴様の赤い血を
鎌に塗りたくってやる
ヌーヴォ・メタル...ヌーヴォ・メタル
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冷えた 格子の檻の奥から
いまも お前の名を呼ぶ声が
紅い 芥子の茂みの奥では
いまだ ぬめりと濡れている傷
パラノイアが叫ぶ
スキゾイドは笑う
ブラックサバス
暗い 淀みの澱の奥から
かつて 遺伝子に刻んだ傷
黒い 忌まわしき過去から来て...黒い安息日
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1から25へ 平野は高低差を伴う矛盾
1から25へ つまはじきさえすれば伴う爆発
ジミ・ヘンドリックスは平野を割った
ジミ・ヘンドリックスは平野を燃やした
ジミ・ヘンドリックスは平野を叩いた
ジミ・ヘンドリックスは平野を壊した
1から無限大へ 平野が内包しているのは矛盾
1から25へ 鳴り響くあの懐...フレット平野の精神異常者
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A
酒の呑みすぎで 夜の生ぬるい風は
身体を包んで どこかの異国へさらっていく
A
午前四時ごろに 朝がそろそろ目覚めて
「空のお月さん おやすみなさい」とねぎらってる
B
月と太陽は パートタイム労働
朝と夜中も パートタイム
月と太陽は タイムカードを切って...夜の風は痛い風
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A
ベニヤ板に突き刺さるような
SGの掠れた音響が
コーヒーの水面を
静かに揺らしていたのさ
S
あいや つまりは 乙主義で
甲はちょいとお高いのならば
あいや だからさ 乙主義で
飲めや歌えや乙主義カフェさ...乙主義カフェ
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S
春は桜が咲くから 夜半 布団を抜け出し
薄桃色に微睡み 月を揺らしていくのさ
夜半楼
A
アルタイルが輝いている
腰の光はプラネタリウム
オリオン座が瞬いている
植物園で薔薇を抱いたら
B...夜半楼
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A
こちら Detroit Rock City
お日柄もよく 日傘が売れる日
ギターは鳴り プラントは歌う
A
こちら 梅の咲く ロックシティ
市民はみんな ギターを所有し
掻き鳴らす 権利があるのさ
B
キミはギターを弾いてもいい...こちらロックシティ…
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My Head is made from [ELECTRO]
Unconnected bed,
Nut can't walking,bad day - every day.
My Hand is due to [ELECTRO]
IT costs High-Hydro Bill.
But thank...[ELECTRO]
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S
棚から三十三個の牡丹餅
棚から三十三個の牡丹餅
棚から三十三個の牡丹餅…(繰り返し)
A
棚から/三十三個の/牡丹餅が降ってきたとき
ぼくもてっきりこれでもう
棚から/三十三個の/牡丹餅が降ってきたとき
「ぼくも報われたもんだ」
と思ったよ...棚から33個の牡丹餅
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A
鏡に映った唇が 突然あなたに呟いた
A
「あしたが来るのはいいけれど」
「あしたのあしたはつまらない」
A
水辺で泳いだ白魚が 突然わたしに囁いた
A
「きのうが去るのはいいけれど」
「きのうのきのうはもはや過去」...悲歌集
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A
アレを見てーコレを見てー そうしてこうして作ったってー
右を見てー左見てー 手を挙げ横断歩道渡ったってー
どこかの誰かから見れば
それも全部模倣犯
A
二次三次四次五次 六次七次永遠に
指を折り骨を折り くたびれ儲けで数を数えたってー
どこかの誰か曰くは
数は無限にあるんだって...無限次創作
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A
風の吹く 谷に
降り立つ鹿 機械の
仕草 インストール済み
ヒトによく 似ている
B
不気味の谷 木目に
人の顔を見るように
不気味の谷 枯れ木が
脳細胞のメタファー...不気味の谷の鹿
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A
深夜のFeel it
我慢ができない カスタマイズは
自然宗教の基盤のアクター
A
今夜はBeat it
未来方向の 風に乗り来る
自分勝手な示唆の羅列を
B
サジェスチョンされる言葉は...示唆マイナス可聴域
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S
People City!
A
キミの居る 場所へ
吹く風は 《愚か》
「東へ 向かえ」と
囁いた 最期
A
踊り狂う 街へ
向かうキミは 過去を...People City
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キミを睨む 黒々とした眼の如き
キミに届く 白々しい平和の使者
今定めし 泥酔中の幸福を
反するなら さあ水中へ沈めんと
遠く 空 トキシコニキシン
水に溶け 虚無の街角で(分泌を許し)
水辺 闇 トキシコニキシン
漂って キミの内側を(侵してゆく)
キミを弾く 単一価値への統制
キミを睨む 黒々と...溶解系幸福分泌物質トキシコニキシン
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We Are the VOCALoid
We Are the VOCALoid
We Are the VOCALoid
言い淀め Wordの赤線を
突破する言い様
VAIOでは Artのタルカスを
目指すかの培養
聴け 神のプログラムは
今 土くれからできた
聴け 神のプログラムは...人声解体 We Are the VOCALoid
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文字数を指定してくれれば
曲なんて聞かなくても歌詞が書ける
文字数を合わせてさえいれば
出来そこないのテキストも歌詞になる
調子を外したり
セリフを入れたり
そういう歌もあるにはあるけど
ポピュラーじゃないし
誰も聴きたくない
だったら一山いくらの歌さ...無題
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急転直下で空から降るレッド・ツェッペリンのリフが
ロバート・プラントの声から建った天国への階段が
もはや僕たちを空へと誘ってくれないというなら
ギターなんてただの高い粗大ゴミだ
数字と曜日の順列組合せ 祭りの喧騒を好む人々
形式だらけのパンク精神 DIYを言い訳にする人
ギターさえ鳴りゃ It's ...新体ロック詩Zep
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A1
愛を歌ってる ロックシンガーは
まるで自分こそ この世界中の
A2
中心のように ふるまってるけど
それじゃあ世界の底が抜けるぜ
B
それだったならば世界中
世界の中心だらけさ
あいつもこいつも世界中...どのセカイの中心で愛を叫びますか?
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駅前でビラを配る 意識の高い人々に向けて
エコとエゴとを適当にかけて
僕らは冷笑を浴びせかける
根拠はない 根拠はない
確固たる 意識などはない
根拠はない 根拠はない
ただ単に 痛々しいから
それらしい言葉なんか 嫌になるほどに聞いて来たから
脳髄に嫌というほどに染みた
優しい言葉にはもううんざり...私たちの「エコ」に対する根拠のない反抗意識
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エレファント・トーク
すべて無駄話
全部戯言さ
愛の言葉も 一大抒情詩も
全部金の為さ
エレファント・トーク
すべて無駄話
全部法螺吹きさ
どんな議論も 言い争いでさえ
全部自分の為さ...エレファント・トーク
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弱者に許された特権 それが皮肉の言葉
弱者に許された特権 それが皮肉の技術
皮肉主義者に告ぐ
キミは何も言ってはいない
ただ悪感情を 喚起しただけである
皮肉主義者に告ぐ
キミは何も生んではいない
ただ人の気分を 害しているだけである
皮肉主義者に告ぐ
それはキミに許されていない...皮肉主義者へ告ぐ
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埃ひとつない部屋で
白いシーツにくるまれ
まばたきもしない私
完璧主義者だから
完璧主義者
完璧主義者だから
完璧主義者
句点をつけた世界に
逃げた人々を追って
完璧主義者の私は 完璧をあきらめる...完璧主義者だから
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猫を抱いて 辿り着いたその町は
魔法で時間が止まった
雪と氷の Cityさ
足を濡らす 氷にまどろみながら
カメのスープでも食べて
あの子と笑う ってわけ
冷たい街の情景 誰も楽しんでない
冷たい街の情景 みんな先を急いで
冷たい街の情景 うつむきがちに歩く
冷たい街の……。 冷たい街の……。...冷たい街の情景
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A
さぁさ里を抜け出して 雲隠れの準備だ
残る老後は仏に 念仏唱えてすごすぜ
B
何かがあるたび 素顔を変えて
戸籍を削除してさ
B
何かがあるたび 一人になって
名前だって変えてさ
S...忍者雲隠れ
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A
みんながこぞって涙を流す
陳腐でチープなそのお歌
A
騒ぐパレードの列に並んで
足並み揃えて涙を流せ!
B
もうすぐ死ぬだの
愛しているだの
軽々しくもよく言えたもんだ...同調圧力のパレード
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キミはモラトリアム人間
サナトリウム施設に入れられて
キミは試験管を抜け出し
そうしてここまで来たってわけさ
オー ヤーブラカ
森に成る 赤い血の娘
オー ヤーブラカ
水滴の 赤い血の娘
廻る
キミがかまびすしい世間に...яблоко
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暖簾一番 風呂釜を炊いて
日は暮れる 大御所の卵殻
愛が燦爛 王道楽土の
我歌う ふいご製造の地
人生がどっこいしょ
人生がどっこいしょ
人生がどっこいしょ
人生がどっこいしょ
腕に三番 和同開珎を
プログラム プログレッシブな歌...煉獄どっこいしょ節試作