瑠璃色の旅に 今漕ぎ出そう
そっと浮かぶ 小さな舟
握りしめた舵の行く先まだ
波間に揺れる
どんな時も 守ってくれた手が
優しく背中を押す
込み上げた想いは
言えないまま 波紋えがいた
吹きつける春風に
頼りなく運ばれる舟
防波堤の外は 知らない世界 少し怖いけど
大空飛び立つ海鳥が見る
どこまでも広がるその景色を 求めて
瑠璃色の旅に 果てはなくて
きっといつか とどまる日は
思い出すよこの海のどこかの
あなたのことを
そうさ 吹き渡る春風は
遠く届く旅のエール
温かいあの手が 今も見守っている
波音にかき消されないように
ここにいる証だと汽笛を
あの日言えないままの言葉たちの
代わりに高く 響かせたい だから
吹き荒れる春嵐
何度繰り返す涙も
溢れ出す意味を 塗り替えるたび 強くなれるから
溶け込む海の色が変わる頃
目に映る景色の美しさを 知るでしょう
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