「ただいま」
有紗が帰って来た。
しかもフラフラだ。
「マスター大丈夫ですか?」
カイトが近付いて来た。
「俺に触れるな!」
パシ
伸びて来た手を思わず払った。
しかも、殺戮モードが出た。
「マスター…?」
「あ…嫌…ごめん!!」
有紗は自室へ逃げるようにその場を去る。
「マスター、待って下さい」
「嫌、嫌、嫌ぁ!!離して」
パニックに陥っている。
力を使った後、なってしまう症候群。
「おい、誰だ?」
「黙れ、亜種。有紗はどこにいる?」
有珠が近付いて来る。
「こんの、バカ!!俺からいきなり離れんな」
「いや…!離して!!」
「アホが。俺だっつーの。おい、KAITO」
有珠がカイトを睨む。
「はい?」
「有紗がいつも飲んでる薬はどこにある?」
「テーブルの上にあります」
有珠は薬を取ると、注射器に入れる。
「薬を無理矢理溶かしたから、効くのは遅いが仕方ない」
腕に刺す。
「…」
次第に静かになる。
「りーちゃん?」
「目が覚めたか?さーちゃん」
有紗はムクリと起き上がる。
「マスター、この方は?」
カイトが聞く。
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カイトが口を開く。
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誰だって生きづらいだろう...publicdomain
Kurosawa Satsuki
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