つむじ風 花びら 一枚飛ばした
彼女の鼻先にピタリととまった
張り詰めてたふたりの空気がやわらいだ

花びらは風に「ありがとう」と言って
風はそれにこんなふうに答えた
「僕は何もしてない 全部君の力だよ」

誰かの支えに気付けることが 君の素敵なところだね
だけど僕がそうしようと思えたのは 紛れもなく君のおかげさ
まっすぐ感謝を受け取ることと 自分も誇ってくれること
何かを余分に返さなくても それが最高のギフトになる

海の波がなくならない理由は
いつもどこかで風が吹いているから
気付けないほど遠い岸辺まで伝わってる

もがいて空回り 手応えがない日も
あの日のひと言が救いになっていたり
今日の一歩が明日を変えるかもしれないんだ

誰かの答えに揺れることが 昔に比べて多くなったなあ
悩んで凪いだその瞬間にさまよう帆船があるかもしれない
小さな変化を見つけることが 意外なほど力になる
ひとりになってついたため息で 起こった波もギフトになる

誰かの支えに気付けることが君の素敵なところだね
だけど僕がそうしようと思えたのは 紛れもなく君のおかげさ
まっすぐ気持ちを受け取ることで 完成するものがあるんだよ
君がちゃんとよろこんでくれるから はじめてそれはギフトになる

もう一度言うよ ありがとう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

風とギフト

朴之感想文のオリジナル曲「風とギフト」です。

閲覧数:63

投稿日:2022/10/21 15:20:50

文字数:553文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました