さてと……そろそろ
王女様ご立腹だから
おやつの準備っと!
………えっ!?ない!?
僕はリンのおやつを買い忘れる
という不慮の事故の
真っ最中だった。
「僕としたことが……」
「ん?レン?おやつないなら買ってきて♪?」
まずい…この笑顔は
買いにいかないと確実に怒られる!
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
そんなこんなで緑の国まで
出かけた僕、リンが好んで食べている
ブリオッシュそれはこの国でしかかえない
貴重なパンのこと
そしてなによりこの国の紅茶は
とてつもなく良い香りがして
美味しいらしい。どこでそんな情報を……
僕には違いは分からないけど…
しばらく探して目当ての物を
見つけた僕。
「これで間違いないよね。」
帰りに向かおうかなと
歩き出した瞬間に突然の強風が吹き
かぶっていた帽子がとばされてしまった。
これはマズイと思ったとき
誰かが僕の帽子をキャッチしてくれた
「……ごめんなさい」
顔を上げると優しい目で微笑みかけて
帽子を渡してくれた綺麗な緑の髪の少女と
背の高い青年精悍な顔立ちをした
青の髪の青年どちらも素敵な笑顔をしていた。
「遠くまで飛んでいかなくてよかったわ…」
「……ありがとうございます」
「強風が吹きやすいから気をつけてね」
「はい……どうも」
「じゃあ帰ろうかミク」
「そうね、カイト様も」
さよならと2人は僕に手を振って
去っていった、カイト……
どこかで聞いたことあるような……
それになんで僕、こんなに
ドキドキしてるんだ!?
ミクって子すごく優しい顔してた……
昔のリンみたいな……優しい…
「ねえ…レン?今の子誰…?」
え?後ろを振り向くと城に
いたはずのリンが僕のかたに手をおいて
小さく震えていた。
状況が理解出来ない…
なにが起こったんだ…
どうしてリンがここに…!?
「…あの子を殺してよ…」
そんな僕に容赦無くリンは
話を続ける。
「城から抜けだしてきたの…レンがなかなか帰らないから
でもあの子と話してた時すごく嬉しそうだった
それにカイト兄も一緒で……」
この一言で僕の中の混乱が一気にとれた。
そういう事だったのか…でも
僕は理解を拒む、言葉を選ぶのが
難しい、でもリンに話しかけないと…
「リン……どうして」
「お願いだから…もう嫌なの…こんな…
わかってたことでも苦しいよあの娘が憎い…
レン…お願い…あの娘が居なければ…」
ねえ!どうしてリン?
僕には分からない…どうしてあの子を殺す?
なにも悪いことはしていないのに…
どうして……!?
ふと、リンの胸元からペンダントが
こぼれ落ちた、リンの最高の笑顔と
横でリンを優しく包んでいるカイトの写真
「カイト兄……」
リンはその場に崩れこみ、肩を震わせて
静かに泣いていた。
僕は全てを察しそして静かに
リンに告げた。
「分かったよリン…明日の晩。あの娘を…この手で…」
とても辛かった、胸が張り裂けそうだった
あの優しい笑顔の、少女を殺したくなんかない
でも、僕はリンの泣き顔は見たくない
僕が守ってあげなきゃ…リンは…
それに僕は決めたんだ
「――ずっと君の事を守り続ける――」
という固い決意を
「さあ。リン城へ帰ろう今日はつかれただろう」
――明日のおやつはいつもより
ずーっと美味しいブリオッシュだからね――
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