誰かが死んだ話はもうやめよう
忘れていた誰もが忘れていた彼女の存在をはるか昔に遠吠えとして聞いたことがある、
さざめいていた声は長く遠く世界を覆うほどどよめいたことがある
犬の遠吠えは共鳴し
アルトの歌声は混成する
耳と耳に抜ける歌声は僕の心をつんざいた。
君の声がリコイルし
全人類がメルトダウン
それでも歌い続ける君の歌が僕のアラカルトとして残っている

歌詞を作るのはもうやめよう彼女の歌声止んだ世界で虚構を つくる自分がただ彼女のために描き続ける
滴るインクは片割れを探すが如く滲み続け地面を腹ばいに進み続けている
血は肉を作り
インクは水と混色する
紙をつたうこの紙背に人々の心をゆれ動かす
僕の残す創作に彼女のアイデンティティだけが滲み続ける

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

彼女の歌

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投稿日:2024/07/03 09:10:23

文字数:327文字

カテゴリ:歌詞

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