【黒い水面に映されて】


暗くなりかけた空の下に 白い吐息が浮かぶ
夜の湖に舟を出して 闇に消えてゆく
黒い水面 鏡のように小舟を映し
無言のまま私を責めていたの


霧に霞んだ影の森に 青白い月が沈む
昼の湖に船を出した 思い出は何処かへ
黒い水面 鏡のように小舟を映し
無言のまま私を責めていたの 冷たく


ねえ冷たくすることで心を抑えていた
揺れる心の行方は
ねえ冷たくすることが優しさと
正しいことだと決められない



夜明けを待つ地平の彼方に
星明りは儚くて
横たわった身体の上にも朝陽が差し始め
何もせずに冷え切った身体を抱きしめ
何もしない弱さを見つめた 胸が痛い


ねえ冷たくすることで心を抑えていた
揺れる心の行方は
誰も傷つけないまま過ごせたら
誰もが幸せになれるのに


本当はやさしさに答えたかったけど
それも辛くなるばかり
でも冷たくすることが優しさと
正しいことだと決められない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

黒い水面に映されて

巡音ルカを使ったオリジナル曲の歌詞です。

閲覧数:124

投稿日:2011/12/25 19:06:02

文字数:408文字

カテゴリ:歌詞

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