はるか極東(ファー・イースト)の地平線が 暁に染まるころ
新大陸の子供たちが 星を数えながら眠りにつく
どこまでも青い球(スフィア)に 絶え間なく続く夜と朝のカノン
なんて素晴らしい この惑星(ほし)はwonderful world
赤い熱い砂の沙漠を行く人が
夢見た豊かな大河の育む緑の森
真白き雪の降り積むツンドラの大地で
虹色の極光(オーロラ)を 少女がひとり見上げていた
海の色 空の色 風の色
何ひとつ同じものなんてないけれど
花の色 旗の色 人の色
巡り会うたびに新しい
この世界は楽しい
今 世界は光を受け継ぎ 人と明日とをつなぐ
巡り来る次の景色に 君は何を見るだろうか
限りない愛と命とを包み込んで
廻るこの世界 鮮やかな bright-color world
乾いた大地の赤ん坊が 空腹に泣き叫ぶころ
路地裏の少年が 光のない目を静かに閉ざす
救いのない黒い闇の中に 途切れぬ銃声と嘆きの歌
どうしてこんなにも悲しいんだこの世界は
夜の色 鉄の色 血潮の色
何ひとつ同じじゃないはずなのに
涙の色 旗の色 人の色
すべてが一様に塗り潰された
この世界は悲しい
今 世界は憎しみを広げあい 祈りの言葉をも吹き消す
明日の来ない味気ない景色に 君は何を思うだろうか
終わりなき悲劇と痛みとを包み込んで
廻るこの世界 寂しげなdark-color world
海の色 空の色 風の色
花の色 土の色 光の色
何がきれいかなんて僕らには言えないさ
夜の色 朝の色 惑星(ほし)の色
人の色 生命(いのち)の色 すべて溶けて見失いそうでも 僕は
この惑星で愛を見つけるよ――――――。
この惑星で愛を見つけるよ――――――。
ありとあらゆる色が包み込まれ 混ざり合う
この憎らしくも美しい colorful world
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