静かに見つめた
消えた街灯り
現実に落下する
鉛に抱かれて

言葉さえ今は意味を持てなくて
最期空洞の響き確かめた
冷たくなった体温をそっと抱きしめて

肌に触れる指先を見てた
地に堕ちた君を何度だって
掬い上げてあげるからね
愛を知らないままでもいいから
二人の衝動を集めて
忘れないで繋いでいて

密かに失くした翼が疼いて
幻肢痛が悪化する
重りに引かれて

羽ばたけないことをどこかに隠して
夜更け前にほら私を見つけて
聳え立つあの不安感を葬り去るために
 
何も見えない暗闇へと逃げた
贖えぬ罪を何度だって赦し続けるからね
愛に気付けないままでもいいから
二人の絶望を預けて
忘れたって思い出して

触れていたいのに
見ていたいのに
感情が邪魔をするの
現実と空想の 
現実と空想の
狭間で息をするの
戻れないのに
戻せないのに
後悔だけが滲んでいる
存在はないけど
存在はないけど
私が憶えている

最期に触れた体温が残った
焼け落ちた君を何度だって救い上げてあげるからね
僕を知らないままでもいいから
二人の衝動を集めて
忘れないで繋いでいて

次も僕ら出逢うために

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Lastfall_歌詞

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投稿日:2024/10/14 10:17:05

文字数:489文字

カテゴリ:歌詞

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