乾いた空を仰ぐ 2月の街角
いつもの場所で君を待つ
「くだらないことでも、別にいいかな?」
呟いても何も返ってこない
この両手が 届くのならば
僕は君の手を掴んで
行かないでと 叫ぶからさ
1人ぼっちにはしないで
寂寥が 僕の身体を喰らう
ただその痛みが恋しくて
本当は 君を離さないようにさ
冷えた両手で包みたいけど
知っていた 高望みは毒と
まだ思い出が邪魔している
あの頃は 夢も希望もあった
でも 今の方が夢みたい
崩れそうな膝で 遠くを見てる
駅前には誰もいない
言葉だけじゃ足りない 哀が欲しくて
僕は君を傷つけそう
この時間が 無駄になるなら
君のための本当も嘘?
あの笑顔も 泣き顔も
ねぇ本当って否定して
街を行く 恋人たちの声に
僕の心がえぐられる
僕の手に 何も温もりもないのに
あると錯覚しそう
忘れてた 君の1番は他で
僕は第3キープってこと
こんなにも 掴めそうなのにさ
君を遠く感じる
辛いとき 悲しいとき
君の涙を拭いたね
頬の熱 君の呼吸
全部忘れられないよ
間違いか 正解か
そんなの解っちゃないけど
君を好きだってことは本当
雪融けを 待つ息吹のように
未確定未来を見てる
憎悪さえ 失ってしまうほど
君に固執してるから
こんなにも 重い僕でごめん
あぁそんなの虚(から)っぽか
寂寥が 僕の身体を喰らう
抵抗する気も失せたな
本当に 可哀想なのは
君の温もりを感じること
それで喜んでること
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