『山の夜』
一人 夜を思い
暖炉の前に座り込むと
批判も称賛も
遠い山の影に沈んでしまって

あとには暗い影だけが
ずっと寄り添っているのです

恥ずかしくなりつつも
じっと目を凝らすと
影は奥ゆかしくも
よちよちと じっと
その身を潜めるのでありました

愛しさと虚しさが
この身を貫き
抱きしめようと 手を伸ばすと
影は一歩 また一歩と
こちらが身を動かした分だけ
等分に きっちりと
離れてしまうのでした

私はただ 嗚呼と
声にもならない溜息をつくと
ほうっと息を吐き出し
また遠くを濡れた目で見つめるのでした

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

山の夜

好きに書きました 合わなければスルーで

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投稿日:2025/01/21 11:17:34

文字数:259文字

カテゴリ:小説

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