言葉が雪のように
溶けて消えた
とてもきれいだね
ゆく当てもない駅のホーム
冷えた体で
あなたを待った

誰の声も優しさも
届かないほど
あなたを描いて消えないように
胸を閉ざす他にはもう
何もいらないから
死ぬのが怖いだけ
音もない町はただ
白く染まっている

心が雪のように
崩れていった
消えてしまうのか
最後にひとつ残ったもの
取るにも足らぬ
後悔だった

ただ痛みが降り積もる
心が邪魔で
頭を掻いている寂しさが
いえなくてもただ続く
何もいらないのに
命を買っている
音もなく落ちてゆくまま

手は冷えきって追いつかない
ポケットに次の言葉もなくて
ただ僕をくれる
あなたに触れて
僕は確かめたいその心の

でもいつかあの時のように
春が来て
花びらに舞うあなたがいれば
崩れていたこの雪も
花をつけるのに
やるせないほどに
降り積もる町は

誰の声も春の日もこの手を抜けて
こぼれて落ちてゆくまだ僕は
風に揺れる軽髪の
あなただけ待っている
思い残しも恥も
未練も後悔も
白く染まって行け

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

雪に触れる

投稿したオンガク「雪に触れる」の歌詞です。
この曲はもう一度、一目会いたい人を思って書きました。
冬に作った曲なので、雪や訪れるかもしれない春を想像しています。

心の中にその人がいるだけというのは、寂しいものでしょうか。

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投稿日:2025/02/17 00:23:24

文字数:451文字

カテゴリ:歌詞

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