君は王女 僕は召使 

君を守る そのためならば

僕は――・・・。








・・・

期待の中、僕らは、王子、王女として生まれた。

でも、祝福をくれたのは、教会の鐘だけだった。

…この時代、双子は災いを呼ぶ不吉なものとされていた。
それが、王族なら尚更に。


そして、僕たちが五歳のころ。
両親は、出来がよくて、先に生まれた僕の姉を正式な後継者とした。

その瞬間、僕は、王族の人間ではなくなった。



僕は翌日、孤児として、城下町の孤児院へ連れて行かれるはずだった。


でも。


「ダメ!レンはリンと一緒にいるの!どっかに連れてっちゃダメなの!」


って、リンが泣き叫ぶんだ。
さすがの王も女王も、リンが泣くのは見たくなかったらしい。

二人は最後の情けとして、僕を、《召使》として、王宮に残してくれたんだ。

たとえ召使だとしても、リンのそばにいられるなら、それでよかった。








それから九年。


今、玉座に王と女王の姿はない。
かわりに、この国の頂点に君臨するのは、

十四歳の、王女様。











ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

悪ノ召使 ~二次創作小説①~

悪ノ召使の小説、書いちゃった…←


ノロノロうPです。
サーセン。


もっと見る

閲覧数:247

投稿日:2010/02/21 10:02:30

文字数:479文字

カテゴリ:小説

オススメ作品

クリップボードにコピーしました