投げたかったのは 誰かへの重さじゃない
ただ思いついた言葉を 置いておきたかっただけ
もしも気に入って 拾う人がいるのなら
それでよかった それだけだったのに

「どうぞ」の意味が どこかですり替わって
差し出した手まで 怠慢に見えたの?
知らないことひとつで 何も知らない顔して
私の全部は分からないくせに


作ってほしいんじゃない
縋りつきたいんじゃない
ただ ひとりきりの引き出しで
腐らせたくなかった

見えない傷があるって
言葉じゃ足りないけど
踏み抜かれた音だけは
胸の奥でまだ鳴る

サビ


「何も作れない」なんて
簡単に言わないで
ここまで来るのに どれだけ息を殺したと思うの
比べたいんじゃないよ
勝ち負けでもないよ
ただ私の痛みを 勝手な形にしないで

優しさって何だろう
正しさって何だろう
せめて知らない傷なら 踏まないようにしてよ
私が欲しかったのは
答えでも説教でもない
「そういう意味だったんだね」
たったそれだけだった


強い言葉ほど 心を守る刃で
振りかざすたびに 自分も切れていく
わかってほしくて 言い返したその先で
また誰かの傷を えぐってしまってた

仲良くしたいのに こんなふうになるたび
好きも尊敬も うまく守れなくなる
私は作何もできない 何も守れない
だからこそずっと その全部を敬ってる


なのにどうしてだろう
伝わらないままで
「できない」だけがまるで
価値の答えみたいで

地雷ってきっとただ
面倒な弱さじゃない
生き延びた場所ごとの
消え残る火傷なんだ

サビ

「何も作れない」なんて
簡単に言わないで
できないことがあるから 何もないわけじゃないでしょう
泣きたいわけじゃないよ
責めたいわけでもない
でも私の人生を 知らないままで裁かないで

優しさは弱さじゃない
痛みは甘えじゃない
ひとつの言い方でさえ 夜を越えられなくなる
私はただ歌詞だけを
静かに置きたかったの
見つけた誰かがただ
好きに読めればよかった

サビ

わかってほしいことは
そんな難しくない
私は誰かの手を 勝手に奪いたいわけじゃない
ただこの胸の中で
生まれてしまった言葉
ひとりだけに閉じ込めて 殺したくなかった

「何も作れない」でも
ここで息をしてる
痛みの数だけきっと 言葉に変えられるものがある
だから今はせめて
この歌だけ置いていく
地雷の上で今日も
それでも私は歌う

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

地雷

友人との会話で地雷を踏まれたのでそれを元にかきました
インストをつけてくださる方がいましたら嬉しいです

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投稿日:2026/10/10 21:19:03

文字数:1,014文字

カテゴリ:歌詞

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