夢に出てくる度に朝を恨んで
群れをなす雲 帰りは雨だって
常に流れる こないだ聞いた曲も
いつか嫌いになる そんな予感がした

逸れないように 遅れないように
取り捨て選んだ択一を
零さないように 逃さないように
乞うて手にした退屈が
今となっては枷となることくらい分かっているよ
だから「今日こそは」って嘯いたのは何回目?

人間失格ですか? こんな体たらくじゃ
一生治りませんか? 僕の臆病さ故の
思い込み、不安、被害妄想
このまま逃し続ける機会を
放っておくのはやっぱり駄目だろうな

伸びた前髪 覗くネオンの街灯
枯れた風吹く 予報は外れたね
増えた悩みの数だけ夜が更けて
いつか忘れてゆく 損な立ち回りだ

今日は何曜日? 明日は何曜日?
とりあえず食い繋いでる日々
臆さないように 絆さないように
鎮めた心で誤魔化して 今一度振り返ると
笑えない過去達が幾重にも積み上がって
清算できやしないようだ

「いずれ死んでいくならこんな惨めな姿も」
なんて開き直れるのならそうしたい
暗転した画面に映った表情を
ずっと眺めていられるほど
僕はナルシストなんかじゃないんだ

当たり前のように信じ合って
当たり前のように分かち合う
当たり前のように生まれてきたからこそ
ありがたみも感じないままに
ブクブクと傲慢になっていた

「来年こそは」と意気込む聖夜
「いい加減に…」…なんて言ってる方がなんだか僕らしい
「明日死ぬかもしれない」と予防線張れば
何とかなる気がしてくるもんだ
とはいえ死ぬにはやっぱり早すぎるよな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

生半可 feat. 初音ミク

歌詞です。

閲覧数:51

投稿日:2020/12/13 11:53:17

文字数:661文字

カテゴリ:歌詞

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