ナイトライン/しゃん

真夜中に1人で君のことを思っていた
まばらに窓から見える星と暗い空を今日も抜けて

携帯が僕の顔を照らす静かに指先が走る
世界に２つの2人だけの夜を奪う太陽はまだ

指すらも触れられない距離にいることを
気づかされてしまうと寂しくなったよ　
早く会いたいのさ
は言わないでさ別の言葉をまた

ナイトライン高速道路を突っ切って
信号機も無視して君目指して走る

脳内キャパ溢れ出してしまった想いと
大切に抱きしめた言葉を乗せながら今日も

町中が眠って暗闇と静寂の中
それでも僕と君は眠らず繋がろうよ　そことここで

当たり前に日付は変わって時間は経つ星も動く
それでもまだ空は暗いからもう少し話してようよ

画面だけの世界のログだけに残る文字列を僕と2人で
重ねていこうよ今日も
いつか消えるデータも君となら
思い出と夜更かしの恋になるよ

ナイトラインいつもの歩道橋飛び越え
風を斬りながら君目指して走る

記憶の端っこでキラキラと光って
消えそうな想いが消えてしまうその前に君にも

ナイトラインそろそろ寝ないといけないね
次にくる夜もこうしていたいな

ナイトラインおやすみを君に送ったら
途切れてしまって眠りにつくけど
満たされているから　　　　　

ナイトライン高速道路を突っ切って
信号機を無視して君目指して走る

もうすぐそこまで太陽が来ているんだよ
大切に抱きしめた言葉をのせようか明日も